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【東京電力エリア】オール電化オクトパスvsスマートライフ|実量制でブレーカーが大きい家ほど安く

毎月の電気代を見るたびに、「オール電化はこんなものかな」と半分あきらめていませんか。

オール電化向けのプランは選択肢が少なく、比較したくても情報が見つからない……そんな悩みをよく聞きます。

東京電力エリアなら、オール電化オクトパスの夜型がスマートライフより月186円安くなります(月450kWh・2026年7月の燃調込み)。

そして、ブレーカーで決まっている契約容量が大きい人はより安くできる可能性があります

割安な時間帯は両プランとも夜1〜6時で同じ。生活リズムも、エコキュートの設定も変える必要はありません。

本記事では元電力会社の営業だった筆者が、計算式をすべて見せながら正直に比較します。「思ったより差が小さい」と感じる部分も、包み隠さずお伝えします。

従量電灯プランの方はこちらへ。

目次

【結論】東京のオール電化はオクトパス夜型が安い|差は月186円・勝因は昼単

東京電力エリアのオール電化は、オクトパス夜型がスマートライフより月186円安くなります。

理由は、昼の実質単価の差です。

夜間はほぼ互角ですが、昼(6時〜翌1時)はオクトパスが1kWhあたり1.08円安く、ここで差がつきます。

まず、試算の前提条件です。

  • 契約容量:6kW(東電はスマートライフL・6kVAで統一)
  • 使用量:月450kWh(夜1〜6時に250kWh/昼に200kWh・30日)
  • 燃調:2026年7月分を反映(オクトパス+3.18円/東電▲7.19円)
  • 再エネ賦課金:全社同額(4.18円)のため比較から除外

※燃調=燃料費調整額。燃料価格に応じて毎月変わる、上乗せ(または割引)分のことです。

月額比較(2026年7月時点)

プラン月額年間換算
オール電化オクトパス(夜型)12,566円約150,800円
東電スマートライフL12,752円約153,000円
差額月186円安約2,232円安

差額186円の中身|夜はほぼ互角・昼で差がつく

差額の内訳は「昼で+216円・夜で▲55円・基本料金で+25.5円」。つまり、勝負を決めているのは昼間です。

東京電力エリアは、夜間単価の時間が短いのが特徴。

時間帯オクトパス実質単価東電実質単価
夜(1〜6時)20.89円20.67円東電が0.22円安
昼(6時〜翌1時)27.49円28.57円オクトパスが1.08円安

※実質単価=電力量料金+2026年7月分の燃調

意外に思われるかもしれませんが、夜間だけを見ると、実はわずかに東電のほうが安いのです。だからこそ、在宅時間が長く昼も電気を使う世帯ほどオクトパスが有利になり、逆に深夜にしか使わない世帯では差がほぼ消えます。

乗り換え前に知ってほしい正直な話

「月186円か……」と拍子抜けした方もいるでしょう。その感覚は正しく、劇的な節約にはなりません。

  • 差は月186円と僅差。年間でも約2,232円
  • 東電の「住宅設備修理サービス」(エコキュート等の無償修理)は対象外になる
  • ただし解約金は0円。合わなければ、いつでも戻れる

それでも「生活を何も変えずに、リスクなしで年2,232円」と考えれば、試す価値は十分にあります。

しかもブレーカー容量が大きい世帯なら、差が年1万円前後〜1.7万円に広がるケースもあります(詳しくは実量制の章で解説します)。

時間区分は両プランとも夜1〜6時で同じ。今の暮らしのまま乗り換えられます。

【早見表】安い時間帯は両プラン同じ1〜6時|タイマー設定の変更は不要

オクトパス夜型とスマートライフは、割安な時間帯が「夜1〜6時」で完全に一致します。

オール電化の乗り換えで一番の不安は、「安い時間帯がズレて、エコキュートの設定や生活リズムを変えることになるのでは」という点だと思います。その心配は不要です。時間の区切りが同じなので、今のまま何も変えずに乗り換えられます。

24時間の区分と単価(円/kWh・燃調抜き)

プラン0〜1時1〜6時6〜9時9〜15時15〜24時
東電スマートライフ35.7627.8635.7635.7635.76
オクトパス夜型24.3117.7124.3124.3124.31
オクトパスサンシャイン26.4326.4326.4316.9226.43

※太字が各プランの割安時間帯 ※実質の安さは燃調込みで決まります(前章の実質単価表を参照)

早見表から読み取れる3つのポイント

  • 夜型は全時間帯で、スマートライフより表面単価が安い
  • ただし燃調差(+3.18円 vs ▲7.19円)で実質差は縮む。夜はほぼ互角
  • サンシャインだけ区分が違う。昼9〜15時に電気を寄せられる世帯向け

「単価は10円以上も安いのに、なぜ差が186円?」と感じた方は鋭いです。種明かしは燃調で、料金比較の章で計算式ごとお見せします。

東京の「夜5時間」は全国的に見ると短い

実は、東京の夜間時間帯(1〜6時)は全国でも短い部類です。たとえば北海道・東北エリアの夜間は22〜8時の10時間もあり、東京はその半分しかありません。

夜が短いぶん、東京は「夜に寄せて節約する」余地が小さいエリアです。だからこそ、昼の実質単価が1.08円安いオクトパスの強みが活きてきます。

「時間帯が同じだから、何も変えずに乗り換えられる」。これが東京のオール電化世帯にとって、いちばんの安心材料です。

なお夏は毎日11〜13時が8円/kWh引きになる「ハッピーアワー」も併用できます(7/16〜9/16・登録は8/12まで)。

📌 →【内部リンク挿入予定:A10「ハッピーアワー解説」】

【料金比較】計算式を全公開|燃調込みでオクトパスが月186円安い

基本料金・燃調をすべて含めた総額で、オクトパス夜型がスマートライフより月186円安いです。

「本当にその数字、合っているの?」と疑う気持ちは大切です。そこで本章では、途中の計算式をすべて公開します。ご自宅の検針票の数字に置き換えれば、そのまま再計算できます。

試算条件

  • 契約:6kW(東電はスマートライフL・6kVA)
  • 使用量:月450kWh(夜1〜6時250kWh/昼200kWh)・30日
  • 燃調:2026年7月分を使用(年1回更新)
  • 再エネ賦課金(4.18円):全社同額のため除外

オール電化オクトパス(夜型)の計算式

項目計算式金額
基本料金10.25円×30日×6kW1,845.00円
ナイト(1〜6時)250kWh×17.71円4,427.50円
デイ(6時〜翌1時)200kWh×24.31円4,862.00円
燃調450kWh×+3.18円+1,431.00円
合計12,566円

東電スマートライフLの計算式

項目計算式金額
基本料金311.75円×6kVA1,870.50円
夜(1〜6時)250kWh×27.86円6,965.00円
昼(6時〜翌1時)200kWh×35.76円7,152.00円
燃調450kWh×▲7.19円▲3,235.50円
合計12,752円

燃調について知っておくべき2点

単価だけ見ると10円以上の差があるのに、総額では186円差。「思ったより縮むな」と感じますよね。原因は燃調です。オクトパスは+3.18円、東電は▲7.19円と、ここで約10円の差が戻ってきます。

なお両プランとも自由料金のため、燃調に上限はありません。この条件は互角です。

📌 →【内部リンク挿入予定:A14「燃調の仕組み」】

使用量別の差額|使うほど差は広がる

月使用量オクトパス夜型スマートライフL差額
360kWh(夜200/昼160)10,421円10,576円155円安
450kWh(夜250/昼200)12,566円12,752円186円安
540kWh(夜300/昼240)14,710円14,928円218円安

使用量が増えるほど、差額は155円→186円→218円と広がります。オール電化は使用量の多い世帯がほとんどなので、この構図は追い風です。逆転が起きるのは、夜1〜6時だけで全体の9割近くを使う極端な世帯のみです(試算上の逆転ラインは夜間比率87%)。

【実量制とは】基本料金は過去1年のピークで決まる|1kWの重みは月307.5円

オクトパスの基本料金は実量制です。過去1年で最も電気を同時に使った30分の値が、契約kWになります

聞き慣れない仕組みで、身構えてしまうかもしれません。でも中身は単純で、「同時にたくさん使った瞬間があると、その分だけ基本料金が上がる」だけです。東電スマートライフとは決まり方が根本から違うため、理解せずに乗り換えると損をします。逆に言えば、理解した人だけが得をできる仕組みです。

契約容量の決まり方|東電との違い

項目オクトパス(実量制)東電スマートライフL
契約容量の基準過去1年の最大需要電力(30分平均値)主開閉器(ブレーカー)の容量
ピークを作った場合契約kWが上がり、以後1年に影響変わらない(ブレーカー内なら)
実ピークが小さい場合その分だけ基本料金が下がるブレーカー容量分を払い続ける

1kWの重み|本記事の差額186円より大きい

1kWあたりの基本料金は月307.5円(10.25円×30日)。本記事の差額186円より大きい金額です。つまり、ピーク管理は単価の差より効きます

契約月の基本料金総額(450kWh)東電L(6kVA)比
5kW1,537.5円12,258円494円安
6kW(本記事モデル)1,845.0円12,566円186円安
7kW2,152.5円12,873円121円高

ピークが1kW上がるだけで優位が消え、逆に5kWに抑えられれば差額は494円まで広がります。

ピークを作るNG例と対策

NG例はこの2つです。

  • 昼間の沸き増し中に、IH調理・暖房・乾燥機を重ねる
  • 冬の朝、暖房フル稼働+IH+ドライヤーの同時使用

対策はシンプルです。

  • 大型家電の同時使用を30分ずらす(30分平均値なので効果大)
  • 沸き上げは深夜1〜6時のまま動かさない(夜型なら単価的にも最適)

難しく考える必要はありません。覚えるのは「大物家電は同時に使わない」、これだけです。

ブレーカーが大きい世帯は実量制が有利|年1.7万円差もありえる

東電Lは「使っていない容量」にも毎月課金されます。ブレーカー8kVA以上の世帯こそ、乗り換え効果が跳ね上がります

理由は、課金の仕組みの違いです。東電Lはブレーカー容量そのものに課金するため、実際のピークが小さくても満額を払います。一方オクトパスは、実際に使った30分ピークにだけ課金します。

そしてオール電化住宅は、ブレーカーが大きくなりがちです。IH(最大5.8kW級)とエコキュートの導入時に8〜10kVAへ増設するのが一般的で、多くの家庭が「念のため大きめ」にした容量へ、毎月そのまま基本料金を払い続けています。心当たりはありませんか。

これはつまり、契約容量が大きいが実は、ピーク電力が低いご家庭はかなり安くなるということです。

契約容量別の乗り換え効果(450kWh・実ピーク6kW)

現在の東電L契約東電L月額オクトパス夜型差額/月差額/年
6kVA12,752円12,566円186円安約2,232円
8kVA13,376円12,566円810円安約9,720円
10kVA13,999円12,566円1,433円安約17,196円

「切替後のピークが読めない」不安への回答

「実量制にしたら、思ったよりピークが出て高くなるのでは」。この不安はもっともです。10kVAブレーカー世帯を例に、実ピーク別で確認しましょう。

切替後の実ピークオクトパス基本料金東電L(10kVA)基本料金
5kW1,537.5円3,117.5円1,580.0円安
6kW1,845.0円3,117.5円1,272.5円安
8kW2,460.0円3,117.5円657.5円安

実ピークがブレーカー容量を下回る限り、基本料金の差は残ります。ピークが想定より上がっても「損する構造」にはなりにくい、と押さえておけば大丈夫です。

自分が該当するかはすぐ確認できる

  1. 検針票または「くらしTEPCO web」で契約容量を見る
  2. 8kVA以上なら、上の表が自分ごと
  3. 60A(6kVA)なら、差は本記事モデルの186円が目安

東京のオール電化で最も得をするのは「ブレーカー10kVA・実ピーク6kW前後」の世帯です。

【プラン詳細】夜型とサンシャインの違い|迷ったら夜型でOK

オール電化オクトパスは「夜型」と「サンシャイン」の2択で、大半の世帯は夜型が正解です。

2つあると迷ってしまいますよね。でも違いは「安くなる時間帯」だけで、基本料金も燃調も解約金もすべて共通です。判断基準はシンプルで、「電気を寄せられるのは夜か、昼か」だけを考えれば選べます。

オール電化オクトパスとサンシャインの共通スペック

項目内容
基本料金10.25円/日/kW(実量制・詳細は前章参照)
燃調プラン間で同じ(2026年7月分は+3.18円)
解約金・違約金0円
2プランの違い割安になる時間帯だけ

単価の比較|夜型は1〜6時・サンシャインは9〜15時が安い

プラン割安時間帯割安単価その他の時間帯
夜型ナイトタイム(1〜6時)17.71円24.31円
サンシャインデイタイム(9〜15時)16.92円(東京の最安単価)26.43円

夜型はこんな世帯向けです。

  • エコキュートの沸き上げが深夜のまま(標準設定)
  • 日中は不在がちで、家事は夜に回す
  • スマートライフから設定変更なしで乗り換えたい

サンシャインはこんな世帯向けです。

  • 在宅ワークなどで昼の使用量が多い
  • 沸き上げ・洗濯・食洗機を9〜15時に寄せられる
  • EVを昼間に充電できる

分岐の目安|9〜15時に使用量の3〜4割を寄せられるか

同じ月450kWhでも、使う時間帯しだいで結果は逆転します。

生活パターン(月450kWh)夜型サンシャイン
夜寄せ(夜250/昼200)9,290円10,943円夜型が1,653円安
昼寄せ(9〜15時250/夜50/他150)10,610円9,516円サンシャインが1,094円安

※電力量料金のみ。基本料金・燃調は共通のため除外 ※夜寄せの昼200kWhのうち、9〜15時は100kWhと仮定

判断に迷ったら、こう考えてください。まず、沸き上げを昼に移せないなら迷わず夜型です。サンシャインが逆転する条件は「9〜15時に全体の3〜4割を使う」が目安。中途半端に昼へ寄せると、その他時間帯の26.43円が重くなり逆効果です。

繰り返しになりますが、迷ったら夜型。これで失敗しません。

📌 →【内部リンク挿入予定:A05「プラン比較」】

【給湯器設定】スマートライフからなら変更ゼロ|電化上手からは要注意

スマートライフからの乗り換えは、エコキュートの設定変更が不要です。夜間時間帯が同じだからです。

「切り替えた日の夜、お湯が出なかったらどうしよう」。オール電化の乗り換えで、いちばん現実的な心配はこれだと思います。結論、スマートライフからなら条件が何も変わらないため、湯切れリスクも今と同じです。ただし乗り換え元のプランによって、やることが変わります。

乗り換え元別・やることリスト

乗り換え元時間帯設定注意点
スマートライフS/L変更不要(同じ1〜6時)現状で湯切れなしならそのまま
電化上手(旧・夜23〜7時)1〜6時へ変更が必要沸き上げが8→5時間に短縮。安易な乗り換えは非推奨
サンシャイン選択時9〜15時へ変更昼間沸き上げ設定の可否は機種次第

湯切れの心配は?「今と同じ」なら不要

  • スマートライフで湯切れしていない世帯は、条件が変わらないので大丈夫
  • 万一の昼間沸き増しも、実質単価はオクトパスが1.08円安い(料金比較の章を参照)
  • 沸き増し中はIH・乾燥機との同時使用を避ける(実量制のピーク対策)

電化上手からの乗り換えは立ち止まる

結論、電化上手ユーザーは個別シミュレーションなしで動かないでください

理由は、急いで動くメリットがほぼなく、失うものが大きいからです。

  • 夜間実質単価はほぼ互角(電化上手20.19円 vs オクトパス20.89円)
  • しかも夜の長さは電化上手が3時間長い(8時間 vs 5時間)
  • 新規受付終了プランのため、一度離れると戻れない

「安くなるなら早く動きたい」という気持ちに水を差すようですが、電化上手は今では手に入らない貴重なプランです。手放す前に、必ずご自宅の数字で確かめてください。

📌 →【内部リンク挿入予定:A15「料金シミュレーションのやり方」】

サンシャインを選ぶ場合の設定

サンシャインを選ぶ場合だけ、沸き上げ時間を昼9〜15時へ移します。設定の名称は機種により異なるため、取扱説明書で確認してください。昼間沸き上げに対応しない旧型機なら、無理をせず夜型を選びましょう。

夜型を選ぶ限り、スマートライフからの乗り換えでやることはゼロです。

【乗り換え手順】Web完結5ステップ|工事・解約連絡・停電なし

乗り換えはWeb申し込みだけで完結します。工事・立ち会い・東電への解約連絡はすべて不要です。

「手続きが面倒そう」「切り替えの瞬間に停電しない?」という不安をよく聞きますが、どちらも心配いりません。送配電網は東電PGのままなので、電気の品質も停電リスクも変わらないからです。

申し込み前に手元に置くもの

  • お客さま番号(検針票・くらしTEPCO webで確認)
  • 供給地点特定番号・22桁(検針票・くらしTEPCO webで確認)
  • 支払い登録に使う情報

5ステップの流れ

  1. 公式サイトで郵便番号・使用量を入れて料金を確認
  2. 「オール電化オクトパス」を選び、夜型かサンシャインを指定
  3. 検針票を見ながら契約者情報と供給地点特定番号を入力
  4. 申込完了メールを確認(東電の解約手続きは自動・連絡不要)
  5. 案内された切り替え日から自動で新料金に(スマートメーター設置済みなら工事なし)

詳しい画面の進め方は別記事にまとめています。

📌 →【内部リンク挿入予定:C01「申し込み方法の完全ガイド」】

変わらないもの・変わるもの

変わらないもの変わるもの
電気の品質・停電リスク(送配電は東電PGのまま)料金単価と燃調
エコキュート設定(スマートライフからなら)請求元・マイページ
ブレーカー・配線基本料金の決まり方(実量制)

万一合わなかったら|解約金0円で戻れる

「乗り換えて失敗したら」という不安には、「いつでも戻れます」とお答えします。オクトパスは解約金・違約金0円。スマートライフ側にも解約違約金がなく、受付中プランなので再加入もできます。つまり、往復のリスクがありません

唯一の例外は、電化上手など受付終了プランです。こちらには戻れないので、前章のとおり慎重に判断してください。

夏に申し込むなら締切に注意

  • ハッピーアワー2026の登録締切は8月12日(7/16〜9/16・毎日11〜13時が8円/kWh引き)
  • 切り替えタイミング次第で初年度から参加できる可能性あり

📌 →【内部リンク挿入予定:A10「ハッピーアワー解説」】

【FAQ】東京のオール電化×オクトパスでよくある質問

Q. スマートライフSからの乗り換えでも結論は同じですか?

A. 同じです。60A契約ならLの6kVAと基本料金は同額です。

S/Lは電力量単価(昼35.76円/夜27.86円)も、基本料金の単価(311.75円/10A・kVA)も同一です。60A=6kVA相当なので、本記事の試算がそのまま使えます。

Q. 太陽光発電がある家はどちらのプランですか?

A. 基本は夜型です。昼の電気は、自分の発電でまかなえるからです。

サンシャインの安い9〜15時は、ちょうど太陽光が発電している時間帯。せっかくの安い単価を、使う場面がほとんど残りません。電気を買うのは主に夜なので、夜型の17.71円が噛み合います。

例外は、売電価格が下がった家(10年間の固定買取が終わった「卒FIT」)で、エコキュートを昼に沸かして発電を使い切る場合です。この使い方ならサンシャインも候補になるため、迷ったら試算で確かめてください。

Q. オクトパスの燃調がプラスなのは損ではないですか?

A. 損ではありません。燃調は単価とセットで見る必要があります。

  • 燃調の基準価格は会社ごとに違い、燃調だけの比較は無意味
  • 本記事は「単価+燃調」の実質単価で比較済み(昼はオクトパスが1.08円安)

📌 →【内部リンク挿入予定:A14「燃調の仕組み」】

Q. オール電化住宅でも、グリーンオクトパスが良いケースはありますか?

A. あります。夜1〜6時にほとんど電気を使わない世帯です。

時間帯単価の恩恵がないなら、時間帯区分のないグリーンオクトパスも候補になります。エコキュートを深夜に動かす一般的な世帯なら、夜型が基本です。

Q. 賃貸のオール電化マンションでも切り替えできますか?

A. 部屋ごとに東電と契約している物件なら可能です。

検針票や請求が自分宛てに届いていれば、個別契約です。建物一括受電(請求が管理会社経由)の場合は切り替えできません。

【まとめ】東京のオール電化はオクトパス夜型|まず契約容量の確認から

時間区分そのまま・燃調込みで月186円安。ブレーカーが大きい世帯なら、差はさらに開きます。

本記事の要点は5つです。

  • 夜型はスマートライフより月186円・年約2,232円安(450kWh・2026年7月燃調込み)
  • 割安時間帯は両者とも夜1〜6時。生活も給湯器設定も変えずに乗り換え可能
  • 最大の狙い目はブレーカー8kVA以上の世帯。差は年約9,720〜17,196円に拡大
  • 基本料金は実量制。大型家電の同時使用を避けることが節約の鍵
  • 電化上手からの乗り換えは慎重に。個別シミュレーションが必須

「劇的には安くならない」と正直にお伝えしてきました。それでも、生活を何も変えず・リスクもなく・確実に安くなる選択肢は、そう多くありません。まずはご自宅の数字を確かめるところから始めてみてください。

次のアクションは2ステップです。

  1. 検針票か「くらしTEPCO web」で契約容量を確認する(1分で完了)
  2. 公式サイトで郵便番号と使用量を入れ、わが家の差額を確かめる

解約金は0円。合わなければ戻れるので、「まず試してみる」で損はありません。

オール電化でない東京の世帯は、従量電灯との比較記事をご覧ください。

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