- 空き家にかかる電気代の目安
- 空き家の電気代を節約する方法 4 選と具体的な方法
「実家の空き家にかかっている電気代……もったいない」
「問題なければ解約して、節約したい」
「解約しない場合には、どうやって安くできる??」
この記事では、空き家にかかっている電気代を節約するために何ができるかを考えます。
使っていないのに、固定で費用が発生するのが空き家の電気代。
なるべく費用をかけずに安くしたいと思っておられるのではないでしょうか。
具体的な対策を行い、無駄な費用を減らしましょう。
空き家の電気代はどれくらい??目安がありますか?
人が住んでいないのにかかってくる電気代、大きな部分を占めるのは基本料金でしょう。
ですから、どこの電力会社で電気の契約をしているかによって目安は違ってくることになります。
大抵の場合は、空き家がある地域の大手電力会社ということになるでしょう。
それでは、各地域電力が提供する一般家庭向けプランの基本料金を比較してみましょう。
以下の条件での表になります。
・契約電力は30Aで計算
・最低料金制のプランの場合は、最低料金を適用
従量電灯(一般家庭向け) | 1年計算(小数点切り捨て) | |
東京電力 | 935円25銭 | 11,223円 |
関西電力 | 522円58銭 | 6,270円 |
中部電力 | 963円42銭 | 11,561円 |
東北電力 | 1,108円80銭 | 13,305円 |
九州電力 | 948円72銭 | 11,384円 |
中国電力 | 759円68銭 | 9,116円 |
四国電力 | 666円89銭 | 8,002円 |
北陸電力 | 907円50銭 | 10,890円 |
北海道電力 | 1207円80銭 | 14,493円 |
沖縄電力 | 643円05銭 | 7,716円 |
基本料金(最低料金)は、仮にまったく電気を利用しなかった場合にも月ごとに必ずかかってくる料金になります。
1年間に直して考えると、1万円を超えてくるプランも少なくありません。
上記に加えて、利用した分の料金も加算されてくることになりますからバカになりません。
では、どうやって対策を取ることができるでしょうか??
【どれを選ぶ??】4つの方法で空き家の電気代を節約
使っていないのに払う料金はモッタイナイと感じるのではありませんか??
電気料金については、具体的にできる対策を行うことでコストカットすることが可能。
紹介する4つの方法の中から、対策をとられることをおススメします。
リスクも抑えてもっともおススメできるのは、4番目の基本料金0円の電力プランに変更することです。
1,電気契約を解約 使えなくして0円に
電気契約を解約してしまえば、今後電気代を請求されることはないでしょう。
戻ることもなく、しばらく見ない・管理もしないのであれば電気の契約を解約するという方法も思いつくのではないでしょうか??
それと同時に、本当に解約して大丈夫だろうかと心配になるかもしれません。
空き家に電気契約は必要ですか??継続した方が良いでしょうか?
電気の契約が必要かどうかはご本人の判断になりますが、メリット・デメリットを考えておく方が良いでしょう。
電気契約を続ける??解約する??それぞれのメリット・デメリット
空き家における電気契約のメリットは、いざ必要になった時に電気をつかうことができることです。空き家とはいえ何か対処しなければならないという場合もあるでしょう。電気があればトラブルに対処しやすくなります。
デメリットは、やはり料金がかかり続けることです。年単位で考えれば、小さくないコストが発生しますから電気の契約を継続した方が良いか迷ってしまうのも無理はありません。
解約しようと思う場合、次のような質問について考えてみましょう。
・何かトラブルが起きたときに電気なしで対処できるだろうか??
・掃除機などの家電もまったく使えなくなって不便にならないだろうか??
筆者も電気契約は続けることをおススメいたします。
電気契約を継続しながら、大幅にコストを下げるにはこの記事内で取り上げている4つ目の対策が最善です。
2,不要な電力をカットしてコスト削減
当然ながら、電気代は基本料金以外にも利用電力料金がかかります。
待機電力を減らす(無くす)ことで電気料金を少し抑えることができるでしょう。
待機電力カットの具体的な方法は??
空き家に家電を置いたままにしている状態であるなら、コンセントを抜いておくことで待機電力をカットできます。
あるいは、ブレーカーを落としておくことなら漏電によるトラブルも防ぐことができるため有効な一手と言えるでしょう。
3,契約電力を下げて基本料金をコストカット
基本料金を安くしたいと考えた時には、契約電力を下げるという対策も取れます。
こちらの表では、30Aでの計算をしていましたが契約電力が50A、60Aの方もいらっしゃるでしょう。
契約電力は大きければそれだけ基本料金も高くなります。(最低料金制のプランの場合は該当しません。)しかし、空き家とはいえ契約電力を下げすぎてしまうと、いざ電気が必要な時に頻繁にブレーカーが落ちることにもなりかねません。
対策の一つではありますが、もっともおススメな方法ではありません。
どこに連絡すれば良い??
契約電力を下げる対策を取りたい場合は、契約している電力会社へ連絡する必要があります。
多くの人が契約している大手電力会社の該当ページをご参考になさってください。
アンペア変更の案内ページ | |
東京電力 | 該当ページ |
関西電力 | 最低料金制のため該当なし |
中部電力 | 該当ページ |
東北電力 | 該当ページ |
九州電力 | 該当ページ |
中国電力 | 最低料金制のため該当なし |
四国電力 | 最低料金制のため該当なし |
北陸電力 | 該当ページ |
北海道電力 | 該当ページ |
沖縄電力 | 最低料金制のため該当なし |
上記の表のとおり、最低料金制のプランの場合はアンペア変更というものはありません。
ですから、最低料金制のプランに加入されている場合はアンペア変更による電気代節約はできないということになります。
また、契約を新電力に変えている場合のアンペア変更は、電力会社によっては対応できないという場合もあります。
その場合は、4番目の基本料金0円のプランへ変更する対策をおススメいたします。
4,基本料金0円のプランで電気代0を目指す
もっともおススメの対策は、「基本料金が0円のプランに申し込む」です。
この対策を取っておくなら、空き家の急なトラブルで電気を使う必要がある時に問題なく使えます。また、契約電力制のプランでも最低料金制のプランも関係なく0円になります。
使った分のみの料金が発生するプランなら、電気の契約を無料で継続することが可能になります。
しかし、基本料金が0円になるプランを提供している電力会社は多くありません。
では、どこのプランを申し込めばよいのでしょうか??
次の見出しでおススメをご紹介いたします。
各電力会社の基本料金0円プランを比較した結果
おススメは、LooopでんきのスマートタイムONE (電灯) です。
私が可能な限り調べ上げて以下の条件で抽出した結果、条件をクリアするプランはこちらしか残りませんでした。
- 基本料金が0円(利用しなければ0円の請求になること)
- 解約金0円
- オール電化プランにも対応していること
- 日本全国でサービスを提供していること(離島は除く)
これらの条件をクリアしていれば、ほぼ間違いないと言えるでしょう。
特に、基本料金0円と解約金0円は非常に重要。
Looopでんきは、市場連動型のプランになりますがほぼ電気を利用しないことが想定される空き家であれば電気料金が高くなる心配はありません。
オール電化のプランを利用しておられる方なら、従量電灯のプランよりも基本料金は高くなっていますから、さらに基本料金0円が大きくメリットとして輝きます。
空き家の電気プランはLooopでんきのスマートタイムONEで節約してください。
電気料金プランの見直しで大幅節約!
空き家の電気代を節約するためには、電力会社の料金プランの変更がもっとも効果的でリスクを避けれます。
基本料金0円、解約金0円、オール電化対応のプランは、Looopでんき。
年間で考えると、数千円以上コストカットが可能になりおトクです。
電力会社の変更には、お客様番号と供給地点番号が必要になります。
これらは検針票に載っていますし、契約している電力会社に問い合わせると簡単に教えてくださいますよ。
空き家の電気代は、コストカットできる部分です。おトクに電気をつかいましょう。
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