シンプルオクトパスとグリーンオクトパス、2つのプランの間で迷っておられませんか??
「シンプルオクトパスを申し込もうと考えたけど、グリーンオクトパスの方が安いシュミレーション結果だった……信頼できる??」
「実際のところ、どっちがおトクなの??」
どちらも良いプランではありますが、選択肢があると迷ってしまうものです。
そこで、プランをどちらにするか答えを出せるように、それぞれのプランのメリット・デメリットを紹介。
そして、3つのパターンの電力使用量のシュミレーションも行っています。
どちらのプランが本当におトクになるのかは、どのエリアでどれくらいの電力を利用されるのかで判断することができます。
具体的に比較しシュミレーションして、答えを出しましょう。
【結論】リスクで選ぶかおトクで選ぶかを考えよう
リスクというのは、電気代高騰のリスクのことです。
具体的にお伝えすると、燃料費調整額が高くなることによって電気料金は高騰することになります。
2025年現在は、燃料費調整額は比較的落ち着いていますが今後のことは分かりません。
それで、電気代の高騰は避けたい・でもなるべく安く電気を利用したいという方はシンプルオクトパスを選ぶと良いでしょう。
リスクを考えるならシンプルオクトパスへ

シンプルオクトパスは燃料費調整額がないプラン
電気料金が高くなる可能性の原因は、燃料費調整額です。
シンプルオクトパスは、燃料費調整額を考慮する必要がないプランということになりますので安心です。
\ シンプルオクトパスは高騰の心配なし‼/
おトクで選ぶ

実際に料金をシュミレーションしていくと、お住いの地域と使用電力量で答えはまるで違います。
どちらが最安値になるのか、3つのパターンで考えていますので一覧をごらんください。
下記は、2025年5月の燃料費調整額で考慮した結果です。
30A 100kw | 40A 300kw | 50A 500kw | |
北海道電力エリア | シンプルオクトパス | シンプルオクトパス | シンプルオクトパス |
東北電力エリア | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | グリーンオクトパス |
東京電力エリア | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | グリーンオクトパス |
北陸電力エリア | シンプルオクトパス | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス |
中部電力エリア | シンプルオクトパス | シンプルオクトパス | シンプルオクトパス |
関西電力エリア | グリーンオクトパス | グリーンオクトパス | シンプルオクトパス |
中国電力エリア | グリーンオクトパス | グリーンオクトパス | シンプルオクトパス |
四国電力エリア | グリーンオクトパス | グリーンオクトパス | シンプルオクトパス |
九州電力エリア | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | シンプルオクトパス |
北海道電力エリアや中部電力エリアのように、どの使用量でもシンプルオクトパスが安くなるようなら迷わず決めれると思います。
しかし、使用量で異なる中でプランを選ぶときには一年のうちに何ヶ月間、どれくらいの電力使用量かを考えてみると良いでしょう。
普段、電気料金を見ないという方も多いと思います。
それなら、オクトパスエナジーの料金シュミレーションは、かなり信用できます。
それで、迷ってしまうようならシュミレーションの結果で決めても問題ありません。
詳細なシュミレーションは、この記事の中で行っていますのでそちらもご覧ください。
シンプルオクトパスとグリーンオクトパスを比較

シンプルオクトパスとグリーンオクトパスの共通点
シンプルオクトパスとグリーンオクトパスで共通の部分があります。
- 初期費用0円
- 解約金0円
- 実質再生可能エネルギー100%の電気を供給
では、シンプルオクトパスとグリーンオクトパスで異なっている部分に注目しましょう。
基本料金・電力量料金単価比較
シンプルオクトパスは、基本料金なし
グリーンオクトパスは日割り計算
基本料金単価表 | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス (1日あたり) |
---|---|---|
北海道電力エリア | 0円 | 13.22/10A |
東北電力エリア | 0円 | 12.14/10A |
東京電力エリア | 0円 | 9.70/10A |
北陸電力エリア | 0円 | 9.94/10A |
中部電力エリア | 0円 | .10.54/10A |
関西電力エリア | 0円 | 12.40(6キロボルトアンペア未満) |
中国電力エリア | 0円 | 17.47(6キロボルトアンペア未満) |
四国電力エリア | 0円 | 18.40(6キロボルトアンペア未満) |
九州電力エリア | 0円 | 10.38/10A |
関西電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリアでは、基本料金という設定ではなく、最低料金という料金体系となっています。
それで、アンペア数で基本料金が決まることはありません。
シンプルオクトパスは単価一律、グリーンオクトパスは三段階料金制
電力量料金単価表 | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス |
---|---|---|
北海道電力エリア | 37.2円 | ~120kw 25.00円 120~280kw 30.70円 280kw~ 32.80円 |
東北電力エリア | 32.1円 | ~120kw 17.80円 120~300kw 23.60円 300kw~ 27.44円 |
東京電力エリア | 31.6円 | ~120kw 18.98円 120~300kw 24.10円 300kw~ 27.44円 |
北陸電力エリア | 30.2円 | ~120kw 19.30円 120~300kw 23.50円 300kw~ 25.00円 |
中部電力エリア | 28.7円 | ~120kw 20.20円 120~300kw 24.10円 300kw~ 26.70円 |
関西電力エリア | 26.9円 | ~15kw 0円 15~120kw 20.08円 120~300kw 22.70円 300kw~ 26.61円 |
中国電力エリア | 29.2円 | ~15kw 0円 15~120kw 19.00円 120~300kw 24.00円 300kw~ 27.75円 |
四国電力エリア | 28.8円 | ~11kw 0円 11~120kw 20.60円 120~300kw 24.80円 300kw~ 28.22円 |
九州電力エリア | 27.1円 | ~120kw 17.52円 120~300kw 21.80円 300kw~ 24.80円 |
全ての電力エリアにおいて、シンプルオクトパスの単価よりもグリーンオクトパスのもっとも高い電力量単価が下回っています。
料金差はエリアによ異なります。
燃料費調整額を比較
シンプルオクトパスは燃料費調整額なし
グリーンオクトパスは燃料費調整額あり
燃料費調整額では、かかった燃料費に応じてプラス計算、マイナス計算が行われます。
燃料費が高騰するならば、上限なしに燃料費が加算されることになり燃料費調整額によって電気料金が高くなります。
一方で、燃料費が安くなりマイナスで計算できるなら燃料費調整額で減算されることになり料金が安くなります。
燃料費調整額は、料金が高くなるイメージがあるかもしれません。
しかし、減算されることもあるため一概に燃料費調整額を悪者にすることはできません。
実際、マイナス計算で安くなることもあるのです。
燃料費調整額は加算だけでなく、減算される場合もあります。
- 燃料費が高騰しているなら、シンプルオクトパスにメリットあり。
- 燃料費が安くなっているなら、グリーンオクトパスにメリットあり。
シンプルオクトパス・グリーンオクトパスのメリット・デメリット

シンプルオクトパスとグリーンオクトパスの料金に関係する単価について比較し考えてきました。
それぞれのプランのメリット・デメリットを考えてどんな人にどちらのプランがおススメかを考えてみましょう。
シンプルオクトパスのメリット・デメリット
- 基本料金ナシ
- 燃料費調整額ナシ
- 料金予測が立てやすい
シンプルオクトパスは基本料金・燃料費調整額がないプランです。
料金予測も立てやすく、シンプルでリスクのないプランと言えるでしょう。
- 一年後にはグリーンオクトパスに自動移行される
- 燃料費が安くなれば料金面でのメリットが出にくい
シンプルオクトパスは、燃料費調整額の高騰を一年間心配しなくても良いプラン。
リスクをとらずに今よりも安くしたいという方にピッタリのプランです。
シンプルオクトパスについて、さらに詳しくは下記の記事をご覧ください。

グリーンオクトパスのメリット・デメリット
- 電力量料金単価が安い
- シンプルオクトパスに比べて電気代が大抵安くなる
シンプルオクトパスを料金で比べると、大抵グリーンオクトパスの方が安くなります。
それで、おトクさを求めるなら現状はグリーンオクトパスに申し込みましょう。
- 基本料金・燃料費調整額がかかる(燃料費調整額の上限ナシ)
グリーンオクトパスのデメリットは、燃料費調整額の上限がないことです。
燃料費がさらに高騰していく場合には電気料金が高くなっていってしまいます。
しかし、その点は他の電力会社・プランも同じ。
燃料費のリスクを回避したいなら、シンプルオクトパスを選ぶと良いでしょう。
料金比較 シュミレーション
実際に、シンプルオクトパス・グリーンオクトパスの料金を使用量別に比較し確認してみましょう。
分かりやすくするため、各電力エリアの地域電力も比較対象に含めています。そして、地域電力プランの方が安くなる人も実際におられます。
その場合は、地域電力のプランを選んでください。
比較は、以下の条件で行います。
2025年5月の燃料調整費を考慮した理由は、政府の補助金が関係しています。
電気代が高騰してから、政府が電気代の補助金がある月が多くありました。地域電力の場合は、燃料調整費のところで合算されます。一方、オクトパスエナジーの場合は1KWにつき電気料金から減算されて請求されるため単純に表にしてしまうと地域電力が有利な計算になってしまうからです。
2025年5月は政府の補助金が無い月なので、比較が分かりやすくなります。
北海道電力エリア
ほくでん 従量電灯B | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | |
基本料金 | 1,207円80銭 | 0円 | 1229.46円 |
電力量料金 | 3535円 | 3720円 | 2500円 |
燃料費調整額 | -607円 | 0円 | 319円 |
合計 | 4135円 | 3720円 | 4048円 |
北海道電力エリアでは、全ての使用量でシンプルオクトパスが最安値
それで、北海道電力エリアにお住まいなら、まずはシンプルオクトパスに申し込みましょう。
\ シンプルオクトパスに迷わずGO‼/
東北電力エリア
東北電力 従量電灯B | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | |
基本料金 | 1,108円80銭 | 0円 | 1129.02円 |
電力量料金 | 2962円 | 3210円 | 1780円 |
燃料調整額 | -719円 | 0円 | 449円 |
合計 | 3351円 | 3210円 | 3358円 |
東北電力エリアなら、電気をあまり使わない人はシンプルオクトパス、300kwほど利用ならグリーンオクトパス
\ 一人暮らしはシンプル・家族ならグリーンに‼/
東京電力エリア
東京電力 従量電灯B | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | |
基本料金 | 935円25銭 | 0円 | 902.1円 |
電力量料金 | 2980円 | 3160円 | 1898円 |
燃料調整額 | -619円 | 0円 | 445円 |
合計 | 3296円 | 3160円 | 3245円 |
東北電力エリアなら、電気をあまり使わない家庭はシンプルオクトパス、通常利用ならグリーンオクトパス
\ 一人暮らしはシンプル、家族ならグリーンに‼/
北陸電力エリア
北陸電力 従量電灯B | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | |
基本料金 | 907.5円 | 0円 | 924.42円 |
電力量料金 | 3086円 | 3020円 | 1930円 |
燃料調整額 | -677円 | 0円 | 348円 |
合計 | 3316円 | 3020円 | 3252円 |
北陸電力エリアは、300kwほどまではシンプルオクトパス、それ以上利用されるならグリーンオクトパス
\ 300kwを超えて使用ならグリーンオクトパス‼/
中部電力エリア
中部電力 従量電灯B | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | |
基本料金 | 963.42円 | 0円 | 980.22円 |
電力量料金 | 2120円 | 2870円 | 2020円 |
燃料調整額 | 284円 | 0円 | 284円 |
合計 | 3367円 | 2870円 | 3284円 |
中部電力エリアはシンプルオクトパスが圧倒的
\ 中部エリアなら迷わずシンプルオクトパスへGO‼/
関西電力エリア
従量電灯A | 関西電力シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | |
基本料金 | ー | 0円 | 384.4円 |
電力量料金 | 522.58円+1717.85円=2240円 | 2690円 | 1706.8円 |
燃料調整額 | 224円 | 0円 | 396円 |
合計 | 2464円 | 2690円 | 2487円 |
電気をほとんど使わない人 → 関西電力 従量電灯A
夏・冬で300kwほど利用する人 → グリーンオクトパス
夏・冬に500kwほど、あるいはそれ以上利用する人 → シンプルオクトパス
電気を100kwほどしか利用しないなら、関西電力の従量電灯Aも一つの答えです。
ただ、2025年現在の差額は20円ほどなので夏・冬に冷暖房を利用されるならグリーンオクトパスに変更しておくこともおススメ。
\ 使用量小ならグリーン、大ならシンプルへGO‼/
中国電力エリア
中国電力 従量電灯A | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | |
基本料金 | ー | 0円 | 541.57円 |
電力量料金 | 759.68円+2783.75円=3543.43円 | 2920円 | 1615円 |
燃料調整額 | ー854円 | 0円 | 507円 |
合計 | 2689円 | 2920円 | 2663円 |
中国電力エリアでは、使用量が300kwぐらいまではグリーンオクトパス
夏・冬に500kwぐらいまで使用されるならシンプルオクトパス
\ 使用量小ならグリーン、大ならシンプルへGO‼/
四国電力エリア
四国電力 従量電灯A | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | |
基本料金 | ー | 0円 | 570.4円 |
電力量料金 | 666.89円+2727.85円=3394.74円 | 2880円 | 1833.4円 |
燃料調整額 | ー602円 | 0円 | 376円 |
合計 | 2792円 | 2880円 | 2779円 |
少量が少ないならグリーンオクトパス、夏・冬で500kwほど利用するならシンプルオクトパス
\ 使用量小ならグリーン、大ならシンプルへGO‼/
九州電力エリア
九州電力 従量電灯B | シンプルオクトパス | グリーンオクトパス | |
基本料金 | 948.72円 | 0円 | 965.34円 |
電力量料金 | 1837円 | 2710円 | 1752円 |
燃料調整額 | 186円 | 0円 | 218円 |
合計 | 2971円 | 2710円 | 2935円 |
使用量が少ない人・多い人がシンプルオクトパス、夏・冬で300kw以上ぐらいならグリーンオクトパス
\ 九州エリアは複雑…シュミレーションで判断して‼/
まとめ
私は現在は九州電力エリアに住んでいて、夏と冬だけ500kwほど利用するのですが、オクトパスエナジーのシュミレーションはグリーンオクトパスを勧めてきました。
なので、このシュミレーションはかなり正確に予測されていると考えられます。
どっちのプランか迷っておられる方に、詳細な比較シュミレーションをご覧いただきましたが、公式サイトに勧める方向性に進めば問題ないとも言えます。
まずは、自分の使用電力量を把握してシュミレーションしてみてください。
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