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リボンエナジーより安いところある⁇乗り換え先でおすすめの電力会社3選

「リボンエナジーって本当に安いの?」

「リボンエナジーよりも安い電気の会社ってあるのかな?」

上記のように感じておられて、この記事まで来られたでしょうか。答えは、さらに安い電力会社はあります。

ただ、使用環境によって答えが違います。

答えが変わる要素
  • 住んでいる場所
  • 使用量
  • よく電気を利用する時間帯
  • リボンエナジーで使えている割引の数
  • 契約アンペア(以前利用していたアンペア数)

この記事では、自作シミュレーターの年間試算をもとに、リボンエナジーより安い乗り換え先をお伝えします。

ぜひ、最後まで記事をご覧ください。

この記事でわかること
  • リボンエナジーより安くなる3社と、どの条件でどれを選ぶか
  • 月250kWhを境に最安の会社が入れ替わる理由
  • 乗り換えずに電気代を下げる2つの打ち手
  • 乗り換えて逆に高くなる3つの落とし穴
目次

【結論】リボンエナジーより安い2社と乗り換えない選択肢|市場連動型を辞める場合はオクトパスエナジーへ

乗り換え先の候補は3社です。

  • オクトパスエナジー
  • リミックスでんき Styleプラス
  • TERASELでんき マーケットプラン

ただしリボンエナジーで割引を多く使えている人は、乗り換えないほうが安く済む場合があります。

では、どう考えればよいでしょうか。

今の状況選ぶべき先
単価が毎月変わること自体が負担オクトパスエナジー
変動は許容できる/表の境目未満の使用量リミックスでんきStyleプラス
変動は許容できる/表の境目以上の使用量TERASELでんきマーケットプラン
割引を4〜7つ使えている(必要な数はエリアで違う)乗り換えず割引を維持を検討
(シミュレーターで確認)

この記事では、自作シミュレーターで試算しました。

新電力ナビ|市場連動型プラン比較

あなたの条件で4プランの年間電気代を試算

JEPX直近12ヶ月の30分ごとの実績価格 × 生活パターン別の使用配分で計算します。

リボンエナジーの割引に該当する項目(任意)
市場価格シナリオ

計算結果を読み込んでいます。表示されない場合はページを再読み込みしてください。

試算の前提・データ出典・免責事項(ver 2.3-4p)

市場価格:出典:一般社団法人日本卸電力取引所(JEPX)スポット市場取引結果をもとに当サイトが集計・加工(2025年8月〜2026年7月の各暦月・30分コマ別平均)。将来の市場価格を保証するものではありません。

料金単価:各社の約款・公式料金ページに基づき当サイトが整理(リミックスでんき公式料金ページ/リボンエナジー公式・比較サイト掲載単価/TERASELでんき電気料金メニュー約款 2024年5月1日改定・公式料金ページ)。改定される場合があります。

使用配分:生活パターン別の30分ごとの使用比率と月別の季節係数は当サイトの推定モデルです。実際の使用実態により結果は変わります。

含まれないもの:期間限定キャンペーン、各社ポイント還元は含みません。関西・中国・四国エリアは6kVA未満(TERASELはAプラン)を想定しています。

免責:本シミュレーターは参考情報であり、請求額を保証するものではありません。JEPXおよび掲載各社は当サイトと無関係です。契約の際は必ず各社公式サイトで最新の条件をご確認ください。

例えば、東京電力エリア・40A・月250kWh、日中に在宅して家事をする生活パターンを割引なしのリボンエナジーと比べると、TERASELでんきで年9,633円、リミックスでんきで年9,400円下がりました。

エリアによって、境目が変わりますので表にしておきます。

エリア境目アンペアで動くか
北海道390kWh動く
東北360kWh動く
東京250kWh動く
中部290kWh動く
北陸320kWh動く
関西160kWh動かない
中国310kWh動かない
四国230kWh動かない
九州350kWh動く

リミックスでんきの固定従量単価と、TERASELでんきの基本料金・固定従量単価から算出した値です。両社とも電源の調達分は同じ計算式のため、境目は基本料金と固定従量単価だけで決まります。単価は2026年9月時点の公表値で、託送料金の改定で動くことがあります。

市場連動が嫌になった人はオクトパスエナジーがおすすめ

毎月の単価変動そのものが負担なら、市場連動型から抜けるのが最も確実な解決策

市場連動型は、30分ごとの卸電力価格が請求額に直接のってきます。

安い月は得をしますが、高い月の上振れを止める仕組みはありません。明細を開くまで金額が読めない状態は、どの市場連動型に移っても変わらないままです。

オクトパスエナジーは単価が固定されているため、使用量が同じなら請求額もほぼ同じになります。

市場が安い月の恩恵は受けられない代わりに、請求の見通しが効くようになります。

リボンエナジーとどちらが安いかは使用量や割引の数で入れ替わるので、金額だけを並べても答えは出ません。

判断の起点は電力量単価の変動を引き受けるかどうか

オクトパスエナジーの従量電灯プランは2つあって選び方が分かれます。詳しくは次の記事をご覧ください。

市場連動を続ける人は境目を意識する

市場連動型プランを続けるなら判断材料は月の使用量

例として、東京電力エリア・40Aの試算では、250kWh未満でリミックスでんきが安くなりました。250kWh以上ならTERASELでんきです。

他のエリアの境目もご覧ください。

表示kWhより使用量が多ければTERASELでんき、少なければリミックスでんきが安くなります。

エリア20A30A40A50A60A
北海道200kWh290kWh390kWh490kWh580kWh
東北180kWh270kWh360kWh450kWh540kWh
東京130kWh190kWh250kWh310kWh370kWh
中部150kWh220kWh290kWh360kWh430kWh
北陸160kWh240kWh320kWh400kWh470kWh
九州180kWh260kWh350kWh430kWh520kWh
エリア境目
関西160kWh
中国310kWh
四国230kWh

理由は、2社の料金の作りが逆だからです。

  • リミックスでんきは基本料金0円で、固定従量単価がやや高い
  • TERASELでんきは基本料金がかかる代わりに、固定従量単価が低い

使用量が少ないうちは基本料金0円が効きます。使うほど単価の低さが効いてきて、境目で立場が入れ替わりました。境目そのものはエリアとアンペアで動きます。

乗り換えずに割引の見直しで足りる人もいる

リボンエナジーは状況によって割引あり

リボンエナジーの7種類の割引に未申請のものがあるなら、先にそちらを片づけたほうが得です。割引は併用でき、該当するものを追加するだけで単価が下がります。

申請の手間は乗り換えより軽く、契約もそのまま残ります。反対に、割引を数多く使えている人は、乗り換えても料金は下がらないかもしれません。

リボンエナジーが思ったより安くならないっていう話は本当?

リボンエナジーは高いのか安いのかと聞かれたら、答えは条件しだい

原因は3つに絞れます。

高くなる原因効く打ち手
夏と冬に市場単価が跳ね上がる市場連動型から抜ける
夕方から夜に使用が集中する使う時間帯をずらす/市場連動型から抜ける
割引の該当が少ない割引を追加する/別の市場連動型へ乗り換える

原因が上の2つなら、他の市場連動型に移っても起きることは同じです。

3つめが原因なら、割引の追加か、固定従量単価の低い会社への乗り換えで下がります。

自分がどれに当たるかで、打ち手がまるごと変わります。

30分ごとに変わる変動従量料金の中身

リボンエナジーの請求額は、3つの要素を足したものです。

  • 固定従量料金:使用量1kWhあたりにかかる固定の単価
  • 変動従量料金:JEPX(卸電力取引所)の価格に連動し、30分ごとの変動単価で決まる電源調達分
  • 再エネ賦課金:全国一律で国が定める単価

基本料金0円と燃料費調整額0円は、大きな特徴と言えますが、大手電力なら基本料金や燃料費調整額として請求されていた分が、変動従量料金に置き換わっていると考えてください。

0円という表示は、安さの保証ではありません

市場が安い時期は、この置き換えが有利に働きます。逆に市場が高い時期は、上限のない変動分がそのまま請求額にのります。

高くなったという口コミには市場高騰が効いている

「高くなった」という口コミは、会社の対応ではなく市場連動型の設計どおりの動きを指していることがあります。

2026年夏の猛暑月に大手電力の従量電灯より高くなるケースがあったと報告されています。

また、JEPXの価格が上がれば、変動従量料金も上がります。暑い月や寒い月に請求額が跳ねるのは、この仕組みから当然に起きることと言えるでしょう。

怪しい会社ではないかという不安も、同じところから出てきます。ただし新電力に切り替えても、電気を運ぶ送電網は大手電力と共通です。電気の品質も、停電したときの復旧も変わりません。

口コミを読むときは、次の2点を分けて見ると判断しやすくなります。

  • どの月の請求についての話か(夏や冬なら市場高騰の影響が大きい)
  • 会社の対応への不満なのか、市場連動型そのものへの不満なのか

夕方から夜に使うほど高い時間帯を踏む

大抵の場合、単価が高くなりやすいのは夕方から夜の時間帯とされています。

生活パターン市場連動の効き方
日中に在宅し家事の時間を動かせる安い時間帯に使用を寄せられる
日中は不在で帰宅後にまとめて家事高い時間帯を踏みやすい

一人暮らしで平日は帰宅後しか電気を使わない場合も、高い時間帯を踏みやすいほうに入ります。

在宅時間を変えられない人にとって、市場連動型の利点は出にくいと考えたほうが現実的

割引が少ない世帯ほど高くなる

リボンエナジーの割引は、7種類あって該当するものを併用できます。

自作シミュレーターの試算では、九州エリアで割引を4つ適用すると単価が−2.2円/kWh下がりました。数が増えるほど、乗り換え先との差は縮まります。

裏を返せば、該当が少ない世帯ほど固定従量単価の高さがそのまま残ります。

賃貸の単身世帯だと、そもそも該当できる割引が多くありません。

戸建てで大家族、オール電化や蓄電の設備がある世帯と比べると、同じ契約でも結果はまったく違ってきます。

乗り換え先を決める3つの判断軸

乗り換え先は、次の3つを上から順に当てはめれば1社に絞れます。

  1. 市場連動を続けるか抜けるかを決める
  2. 月の使用量が境目のkWhより上か下かを確かめる
  3. リボンエナジーの割引をいくつ使えているかを数える

順番には意味があります。1つめで土俵が決まり、2つめで候補が1社になり、3つめで「そもそも乗り換えるべきか」が確定する流れです。逆から進めると、比べる必要のない会社まで並べることになります。

市場連動を続けるか抜けるかを先に決める

最初に決めるのは、市場連動型を続けるかどうかです。

プランの型安い月高い月
市場連動型恩恵を受けられる請求が上振れする
単価が固定のプラン恩恵は受けられない上振れしない

どちらが優れているかではなく、どちらのブレを引き受けるかという選択です。毎月の単価を確認するのが負担だと感じているなら、候補から市場連動型を外しましょう。年間の合計でいくら安いかは、この場合の判断材料になりません。

月の使用量で有利な会社が変わる

市場連動を続けると決めたら、検針票の月間使用量を見ます。見るのは「使用量(kWh)」の欄で、東京40Aの境目は250kWhです。250kWhがどのくらいの世帯に当たるかは、次のとおりです。

世帯の例月間使用量の傾向寄りやすい候補
一人暮らし・在宅時間が短い250kWh未満になりやすいリミックスでんき
二人暮らし・季節で増減する境目をまたぎやすい使用量の多い月で判断
大家族・戸建て・オール電化250kWhを超えやすいTERASELでんき

夏や冬だけ境目を超える世帯は、使用量の多い月に合わせて選ぶほうが差が出ます。直近12ヶ月の数字を各社の料金シミュレーションに入れると、判断の確度が上がります。

今使えている割引の数を数える

最後に、リボンエナジーで適用中の割引を数えます。ただし何個あれば乗り換えなくていいかは、エリアによって違います。

いくつか例を取り上げます。

エリアリボンエナジーが安いまま残る目安
九州割引4つで、試算した条件の過半数
関西割引4つで、試算した条件の一部
東京7つすべてで、試算した条件の一部

自作シミュレーターの試算結果です。

九州で4つ使えているなら乗り換えても下がらない可能性が高く、東京で4つなら乗り換えたほうが下がる余地が残ります。適用中の割引が多い人ほど、乗り換え先の安さより今の割引が強く効いていることになります。

数える前に、申請漏れがないかを確かめておくと判断がぶれません。該当しているのに出していない割引があれば、結論そのものが変わります。

リボンエナジーより安い電力会社と市場連動を辞める人向けプラン

乗り換え先の候補は3社です。金額で安くなるのは、市場連動型のリミックスでんきとTERASELでんきの2社です。単価の変動そのものを避けたい人は、オクトパスエナジーがおすすめ。

会社・プラン選ぶ理由基本料金(東京)固定従量単価(東京)向く人
オクトパスエナジー変動を避けるプランにより異なる毎月固定市場連動から抜けたい人
リミックスでんきStyleプラス安さ0円17.61円/kWh月250kWh未満
TERASELでんきマーケットプラン安さ311.75円/10A12.58円/kWh月250kWh以上

単価はいずれも税込・東京電力エリアの値です。エリアごとに異なり改定もあるため、申し込み前に各社公式の料金表で確認してください。

3社とも万能ではありません。それぞれ不利になる条件があるので、短所まで見たうえで選ぶのが早道です。

オクトパスエナジー|市場連動から抜けたい人向け

単価が毎月変わらないため、請求額の見通しが立ちます。使用量が前の月と同じなら、請求額もほぼ同じです。夏や冬に跳ね上がる不安を持ち込まない契約に戻せます。

短所は、市場が安い月に恩恵を受けられないことです。卸電力価格が下がった月でも、単価は動きません。市場連動型で得をしてきた月がある人は、その分を手放します。

リボンエナジーとどちらが安いかは、使用量と割引の数で入れ替わります。料金の作りが違う相手なので、選ぶ基準は金額の大小ではなく、変動を引き受けるかどうかです。プランの中身と料金はシンプルオクトパスとグリーンオクトパスの違いで詳しく扱っています。

リミックスでんきStyleプラス

基本料金0円で、東京電力エリアの固定従量単価は17.61円/kWhです。基本料金がかからないぶん、使用量が少ない月ほど有利に働きます。単身世帯や、留守がちで月の使用量が伸びない世帯に向きます。

短所は2つあります。

  • 固定従量単価が3社のなかでは高めで、使用量が増えるとTERASELでんきに逆転される
  • 市場連動型のため、夏と冬の高騰リスクはリボンエナジーと同じように残る

高騰そのものを避けたい人には向きません。あくまで「市場連動は続けるが、少ない使用量でいちばん安く抑えたい人」の選択肢です。

リミックスでんき公式サイトで料金を確認する

TERASELでんきマーケットプラン

東京電力エリアの基本料金は311.75円/10Aかかりますが、固定従量単価は12.58円/kWhと低く抑えられています。使用量が増えるほど単価の低さが効き、リミックスでんきとの差が広がっていきます。戸建ての大家族や、在宅時間が長く月の使用量が安定して多い世帯に向く作りです。

短所は、使用量が少ない月に基本料金が重く効くことです。旅行や帰省で使用量が落ちた月は、基本料金0円の会社に負けます。年間を通して使用量が少ない人には向きません

もう1点、申し込み時の注意があります。TERASELでんきには「マーケットあんしんプラン」という別のプランがあります。名前が似ていますが料金の作りが違うため、申し込み画面でプラン名を取り違えないようにしてください。

TERASELでんき公式サイトで料金を確認する

乗り換えずにリボンエナジーの電気代を下げる方法

乗り換えずに下げる打ち手は2つです。未申請の割引を追加することと、使う時間帯をずらすこと。このうち割引の追加は、乗り換えより下げ幅が大きくなることがあり、手続きの手間もかかりません。

打ち手効く人効かない人
未申請の割引を追加する該当するのに申請していない割引がある人該当する割引が0〜1個の人
使う時間帯をずらす在宅時間や家事の時間を動かせる人生活時間が固定されている人

どちらにも当てはまらないなら、原因は使い方ではなく契約そのものにあります。その場合は乗り換えを検討したほうが早く下がります。

未申請の割引がないか確認する

リボンエナジーの割引には、自動では適用されず申請が必要なものがあります。該当していても出していない人が少なくありません。

用意されているのは次の7種類です。

  • ファミリー割引
  • マイホーム割引
  • ペット割引
  • オール電化割
  • 太陽光割
  • 蓄電池割
  • EV割

適用条件と申請のやり方は、リボンエナジー公式サイトで確認してください。該当するものは併用できます。ペットを飼い始めた、太陽光を載せた、EVを買ったなど、契約後に条件を満たしたケースは見落としやすいところです。心当たりがあるものは、まとめて申請しておくと取りこぼしがありません。

逆に、該当が0〜1個で今後も増える予定がないなら、この打ち手では下がりません。その人は次の時間帯の調整か、乗り換えに進むことになります。

使う時間帯をずらす

洗濯機や食洗機は、単価が上がりやすい夕方から夜を避けて動かすだけでも効果が出ます。タイマー予約が使える家電から、深夜や早朝に寄せてみてください。動かす時間を変えるだけなので、費用はかかりません。

蓄電池がある家なら、安い時間に充電して高い時間に使う運用でさらに効きます。EVの充電も同じ考え方です。

ただし、在宅時間そのものを変えられない人には効果が出にくい打ち手です。日中は仕事で不在、帰宅後にまとめて家事をする生活では、寄せられる先がありません。この場合の原因は使い方ではなく契約のほうにあるので、先に挙げた3社の比較に進むほうが現実的です。

乗り換えで逆に高くなる3つの落とし穴

「安い」とうたっていても、乗り換えて高くなる型が3つあります。単価だけを見て比べると、この3つのどれかを踏みます。

  1. 単価は安くても、電源調達調整費で上乗せされる
  2. 基本料金0円でも、使用単価が高くて逆転する
  3. 市場連動型に乗り換えても、高騰リスクは消えない

新電力の営業をしていた頃、1と2の両方に当てはまる会社が実際にありました。比べるべきなのは単価ではなく、1kWhあたりに最終的にいくら払うかです。

単価が安くても電源調達調整費で上乗せされる

燃料費調整額0円とうたっていても、請求額が下がるとは限りません。別の名前の調整費で回収されている場合があるためです。

名称は会社ごとに違います。電源調達調整費、市場価格調整額、電源料金といった項目が、料金表の下のほうに並んでいることがあります。

料金表での見え方確かめること
燃料費調整額0円と書いてある別名の調整費で回収されていないか
調整費の名前が聞き慣れない固定なのか市場に連動するのか

最後は1kWhあたりの合計で並べます。ここまで揃えば、単価だけ安く見える会社を候補から外せます。

基本料金0円でも使用単価が高いと逆転する

基本料金0円をうたう会社を見つけたら、自分の月間使用量を入れて総額で並べます。0円が効くのは使用量が少ない月だけで、使う世帯ほど固定従量単価の差が勝ちます。

東京電力や関西電力といった大手電力より安くなるかも、同じやり方で判定できます。大手の従量電灯は基本料金がかかるぶん、単価が段階的に設定されています。表示の形が違う相手ほど、総額で並べないと答えが出ません。

市場連動型に乗り換えても高騰リスクは残る

リミックスでんきもTERASELでんきも市場連動型です。夏と冬の高騰そのものは、乗り換えても避けられません

市場連動型に共通するデメリットは、上振れに上限がないことです。会社を変えれば固定従量単価や基本料金は変わりますが、JEPXの価格が上がる月の影響は残ります。

高騰の影響を根本から外したいなら、市場連動型から抜けるのが確実です。使用量を減らす、蓄電池で高い時間を避けるといった緩和策もありますが、変動する仕組みそのものは残ります。

乗り換えの手続きと解約金

リボンエナジーは解約金がなく、解約の連絡も不要です。乗り換え先に申し込むだけで切り替わり、工事も停電もありません。条件は改定されることがあるため、申し込み前に公式サイトの解約案内で最新の内容を見ておくと確実です。

項目内容
解約金なし
解約の連絡不要(乗り換え先への申し込みで進む)
必要なもの供給地点特定番号とお客様番号
工事・立ち会いなし
停電なし

動くコストは、申し込みフォームを埋める手間だけです。手続きの面倒さを理由に先延ばしする必要はありません。

リボンエナジーは解約金なしで解約の連絡も不要

乗り換え先に申し込むと、電力会社どうしで切り替えの手続きが進みます。利用者がリボンエナジーへ電話やメールを入れる必要はありません。二重契約にもならず、切り替え日をもって供給元が移ります。

リボンエナジー側に解約金がないため、乗り換えそのものに費用はかかりません。ただし戻る可能性を残しておきたいなら、乗り換え先の解約条件も申し込み前に確認してください。

申し込みに必要なもの

用意するのは次の2つだけです。

  • 供給地点特定番号:検針票やマイページに記載されている番号
  • お客様番号:現在の契約を特定する番号

紙の検針票が届かない契約の場合は、リボンエナジーのマイページか会員ページで番号を探します。記載場所がわからないときは、公式の問い合わせ窓口で聞けます。

支払い方法はクレジットカードが中心です。口座振替に対応していない会社もあるので、カード払いを使いたくない人は申し込み前に対応状況を見ておくと手戻りがありません。

切り替えの期間とキャンペーンの確認

申し込みから実際に切り替わるのは、次の検針日以降です。目安はおおむね2週間から1ヶ月半で、申し込むタイミングによって前後します。正確な日数は、各社の申し込み案内に記載があります。

引越しを伴う場合は、切り替えではなく新規の申し込みです。入居日を指定すれば、引越し先でも同じように契約できます。日程が決まった時点で動くと、入居日に間に合わせやすくなります。

キャンペーンは、申し込む経路と期間で適用条件が変わります。過去の記事に載っていた特典が終わっていることもあるため、申し込む直前に公式サイトで条件を確認してください。

自分の使用量で最安社を確かめる手順

検針票の月間使用量を、自分のエリアとアンペアの境目と照らせば候補は1社に決まります。境目の250kWhは東京40Aの数字で、九州40Aなら350kWh、関西なら160kWhと動きます。

比較は、JEPXの2025年8月から2026年7月までの実績を使った自作シミュレーター(v2.3)で行いました。以下がその前提と、自分の条件への読み替え方です。

JEPXの直近12ヶ月実績で年間試算した

高騰した月も安かった月も含めて、12ヶ月を通しで計算しています。特定の月だけを切り取った比較より、年間の実感に近い数字になります。

条件は東京電力エリア・40A・月250kWh、日中に在宅して家事をする生活パターンです。結果は次のとおりでした。

会社年間の電気代(試算)
TERASELでんきマーケットプラン118,330円
リミックスでんきStyleプラス118,563円
リボンエナジー(割引なし)127,963円

この条件では2社の差が233円しかなく、ちょうど境目のすぐ上です。2社のあいだの差より、リボンエナジーとの差のほうがはるかに大きくなっています。割引を使えている場合は、この差が縮みます。

境目はエリアとアンペアで変わる

TERASELでんきがリミックスでんきより安くなる月間使用量は、条件によって次のように動きます。

エリア契約アンペア逆転する月間使用量
東京30A190kWh
東京40A250kWh
東京50A310kWh
東京60A370kWh
九州40A350kWh
関西アンペア契約なし160kWh

アンペアが大きいほど境目は上がります。TERASELでんきの基本料金がアンペアに比例するためです。関西電力エリアのようにアンペア契約がない地域では、アンペアによらずひとつの数字になります。

自分のエリアとアンペアが表にない場合は、この傾向を目安にしたうえで各社の料金シミュレーションで確かめられます。

自分で比べるときに見る3つの数字

他社を自分で比べるときは、次の3つを揃えて並べます。

  1. 固定従量単価:1kWhあたりいくらか
  2. 基本料金:0円か、アンペアごとにいくらか
  3. 調整費の名称:燃料費調整額や電源調達調整費が別立てで乗るか

この3つが揃えば、本当に安くなるのかを自分で判定できます。どれかが抜けていると、単価だけ安く見える比較になります。

あとは検針票の月間使用量を、上の表の境目と照らすだけです。境目より下ならリミックスでんき、上ならTERASELでんきが候補になります。

リボンエナジーの乗り換えでよくある質問

よく比較される他社と、手続きの細かい疑問をここで片づけます。結論は共通していて、決め手になるのは自分の使用量と割引の該当数です。

比較対象結論
オクトパスエナジー前提が違うため一律には比べられない
Looopでんき構造が近く、乗り換えても高騰リスクは残る
楽天でんき楽天のポイントを日常的に使う人向け
CDエナジーダイレクト供給エリアが限られ、対象外の人が多い

オクトパスエナジーとどっちが安い?

固定単価と市場連動は前提が違うため、一律にどちらが安いとは言えません。

市場が安い月はリボンエナジーが下回り、高い月は逆になります。

市場連動型と単価固定のプランを比較する場合は、自分や自分の家族は安い時間帯に電気を使うという方法を取ることができるだろうかと考えてみてください。

出来るなら、市場連動型は魅力的な料金体系です。できないなら、単価固定のプランの方が安心できるでしょう。

Looopでんきとどっちが安い?

どちらも市場連動型で、料金の作りが近い会社です。割引がどれくら適用されるかで判断できます。

  • 高騰リスクは、どちらに移っても同じまま残る
  • 差が出るのは固定従量単価と、自分の月間使用量
  • 安さが目的なら、先に挙げた2社と比べたほうが早い

プラン内容は改定されることがあります。比べる前に、公式の料金表で最新の単価を見ておいてください。

楽天でんきやCDエナジーダイレクトはどうか

結論として、どちらも先に挙げた3社より優先する理由は見つかりません。

  • 楽天でんき:電気代そのもので選ぶなら、楽天でんきは選択肢に上がりません。固定従量単価と基本料金を先の2社と並べたほうが早く答えが出ます。楽天のポイントを日常的に使うかどうかは考慮に値しますが、オクトパスエナジーの方がほとんどの場合安い。
  • CDエナジーダイレクト:供給エリアが限られ、対象外になる人が多い。まず自分の住所が対応エリアに入るかを公式サイトで確かめる

支払い方法と引越し先での申し込み

手続きの流れは前の章で扱いました。ここでは質問として多い2点だけ、答えを短く置いておきます。

  • 支払い方法:クレジットカードが基本。口座振替を使いたいなら、申し込み先が対応しているかを先に見る
  • 引越し先での申し込み:切り替えではなく新規の契約として、入居日を指定して手続きする

引越しの場合は、乗り換えによる切り替えと、今の住まいの電気を止める廃止の手続きが別になります。廃止の連絡が要るかどうかと進め方は、リボンエナジーの公式案内で確認してください。

まとめ|自分の使用量と割引数で乗り換え先は決まる

乗り換え先は3つの質問で決まります。市場連動を続けるか、月の使用量はこの記事の境目より上か下か、割引はいくつ使えているか。市場連動型をやめるならオクトパスエナジー。続けるなら使用量の境目未満はリミックスでんき、境目以上はTERASELでんきです。まずは割引の申請漏れを確認してください。

3つの質問で乗り換え先が決まる

上から順に答えると、候補が1社に決まります。

質問答え乗り換え先
市場連動を続けるか続けないオクトパスエナジー
月の使用量は250kWh未満リミックスでんきStyleプラス
月の使用量は250kWh以上TERASELでんきマーケットプラン
割引はいくつ使えているかエリアの目安に届いている乗り換えない

例として、250kWhは東京40Aの数字です。

エリアやアンペアが違う人は、自分の境目に置き換えてください。

割引の目安も、九州と東京では必要な数が変わります。

次にやること

動き出す順番は次のとおりです。

  • 検針票かマイページで、直近12ヶ月の月間使用量を確認する
  • リボンエナジーの割引に申請漏れがないか数える
  • 残った候補社の公式サイトで料金シミュレーションに入れる

リボンエナジーは解約金なしで解約できます。動くコストは手続きの手間だけなので、まずは自分の数字を出すところから始めてください。

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