MENU

【答えだす‼】オクトパスエナジーと中国電力を比較 どっちを選ぶ??

オクトパスエナジーって中国地方では安く使えるの??

下手に違う電力会社に変えると高くなるって聞いたけどオクトパスエナジーは大丈夫??」

中国電力と比較して安いほうにしたい‼

たしかに、電力会社選びを間違えてしまうと高額になってしまう可能性があります。

そこで、新電力の販売に携わってきた私が中国電力のプランと比較して本当におススメできるかどうか解説します。

最初に結論をお伝えすると、使用条件によってはオクトパスエナジーはおススメ‼

どの利用環境ならおススメと言えるのか、どれくらい安くなるのかこの記事で分かりやすく書いておきますので、是非さいごまでご覧ください。

目次

徹底的な料金比較 オクトパス VS 中国電力

まずは、中国電力とオクトパスエナジーの対象プランを見てみましょう。

中国電力のプランオクトパスエナジーのプラン
従量電灯A
従量電灯B
スマートコース
スマートBコース
シンプルコース
電化Styleコース
グリーンオクトパス
オール電化オクトパス

オクトパスエナジーのプランは、他にもスタンダートオクトパスがあります。

しかし、スタンダートオクトパスはグリーンオクトパスと比べて料金が高くメリットが見当たらないためここでは省いています。また、シンプルオクトパスについては、中国電力エリアが対象外のため上記2プランを考慮することができるでしょう。

中国電力のプランは、規制料金プランを含む6プランを比較すると網羅できます。

6プランそれぞれに特徴があるため、比較表にて一覧できるようにして見やすく紹介します。

自分がどのプランが対象かどうかは、検針票の契約種別のところに記載されているプラン名で決まります。チェックしてみてから、下記の比較表をご覧ください。

では、比較してみましょう。

【一般家庭向け】従量料金プラン比較表 

まずは、一般的なプランを見てみましょう。

こちらのプランは、一軒家からアパート、マンションまで対象の方が多いプランです。

従量電灯Aグッとずっとプラン
スマートコース
グッとずっとプラン
シンプルコース
グリーンオクトパス
基本料金 0 円 0 円 0 円17.47/日
電力料金
(15KWまで)
759.68669.92 0 円
電力料金
(15 – 120KW)
32.7532.0119.65
電力料金
(120 – 300KW)
39.4339.4324
電力料金
(300KW – )
41.5541.5527.75
電力料金
単価一律
38.21
燃料費調整額上限あり(8.52円)上限なし上限なし上限なし

中国電力エリアのプランは、最低料金制のプランとなり基本料金がありません。その代わりに、電気を使わなかったとしても15KWまでの料金が請求されることとなります。

一方で、グリーンオクトパスは15KWまで0円ですが、基本料金が日割りで計算されます。

最低料金制のプランでは、契約アンペアという概念がないため「17.47円 / 日」の一律料金。一月に直すとどれくらいの料金になるでしょうか。

17.47×365日÷12か月=531.4円

実際の請求は、日数計算のため上記の通りではありませんが、近い金額になるでしょう。

電力料金単価に注目することができます。

三段階料金のどの単価を比べても、10円以上の差があり圧倒的にオクトパスエナジーが安いことは一目瞭然でした。

燃料調整費については、規制料金の従量電灯A以外は上限なしとなっています。

では、実際に上記プランで電気を利用した場合の料金を比較してみましょう。

【一般向け従量料金プラン】実際の料金を比較

では、具体的にどのプランがどれくらいの料金になるのか考えてみましょう。

以下の条件での比較になります。

100KW、300KW、500KW、利用した場合の料金
燃料調整費は2024年7月の金額で計算
再エネ賦課金は考慮しない
グリーンオクトパスの基本料金は31日間で算出

燃料調整費をなぜ2024年7月で比較するかと言いますと、政府の補助金が適用されない月だからです。中国電力は、補助金を燃料調整費に充てて計算しますが、オクトパスエナジーは請求金額に充てて1KWHあたりで計算するため理解し難くなるためです。

再エネ賦課金は、どこの電力会社でも同じのため考慮しません。

これらは、この後の店舗向けプラン、オール電化プランでも同様です。

では料金比較してどちらのプランを選べるか答えを出しましょう。

100KW利用時従量電灯Aスマートコースシンプルコースグリーンオクトパス
基本料金541.57
最低料金759.68669.92
電力単価2783.752720.853821円1670.25
燃料費調整額-812-812-812556
合計2731円2579円3009円2768円
100KW利用時の料金比較

100KW利用時なら、中国電力のスマートコースが安い結果となりました。

300KW利用時従量電灯Aスマートコースシンプルコースグリーンオクトパス
基本料金541.57
最低料金759.68669.92
電力単価3438.75+7097.4=105363361.05+7097.4=10458114632063.25+4320=6383
燃料費調整額-2436-2436-24361668
合計8860円8692円9027円8592円
300KW利用時の料金比較

300KW利用時なら、グリーンオクトパスが安い結果となりました。

500KW利用時従量電灯Aスマートコースシンプルコースグリーンオクトパス
基本料金541.57
最低料金759.68669.92
電力単価3438.75+7097.4+8310=188463361.05+7097.4+8310=1876819105円2063.25+4320+5550=11933
燃料費調整額-4060-4060-40602780
合計15546円15377円15045円15255円
500KW利用時の料金比較

500KW利用時なら、中国電力のシンプルコースが安い結果となりました。

これらから考えますと、どれくらい電気を使うかで選ぶべきプランが違うということが分かります。

中国電力のシンプルコースのメリットが大きくなるのは、400KW以降です。

中国電力エリアの従量電灯プランでグリーンオクトパスを選ぶなら、300~400KWの電気を利用する人
値段の差が大きくないので、グリーンな電気を使いたい方もグリーンオクトパスを選ぶと良いでしょう

【店舗向け】料金プラン比較表

従量電灯Bグッとずっとプラン
スマートBコース
グリーンオクトパス
基本料金447.97円
ご契約容量1kVAにつき
447.97円
ご契約容量1kVAにつき
15.51円
6kVA超えて1kVAあたり
電力料金
( – 120KW)
30.06円29.04円18.53円
電力料金
(120 – 300KW)
36.15円36.15円23.93円
電力料金
(300KW – )
38.02円38.02円24.83円
燃料費調整額上限あり上限なし上限なし

【店舗向け従量料金プラン】実際の料金を比較

店舗で月に100KWしか電気を使わないということは、ほとんどないでしょう。

それで、店舗向けには契約容量が6KVA、使用量を300KW、500KW、1000KWでの計算といたします。

6KVA/300KW利用時従量電灯BスマートBコースグリーンオクトパス
基本料金2687.822687.822884.86
電力料金3607.2+6507=101143484.8+6507=9991.82223.6+4307.4=6531
燃料費調整額-2436-24361668
合計10366円10244円11084円
6KVA/500KW利用時従量電灯BスマートBコースグリーンオクトパス
基本料金2687.822687.822884.86
電力料金3607.2+6507+7604=17718.23484.8+6507+7604=17595.82223.6+4307.4+4966=11497
燃料費調整額-4060-40602830
合計16346円16224円17212円
6KVA/1000KW利用時従量電灯BスマートBコースグリーンオクトパス
基本料金2687.822687.822884.86
電力料金3607.2+6507+19010=29124.23484.8+6507+19010=29001.82223.6+4307.4+12415=18946
燃料費調整額-8120-81205560
合計23692円23569円27391円

店舗向けの電気は、中国電力のスマートBコースが安いという結果になりました。

店舗向けの電気を中国電力エリアで考える時には、オクトパスエナジーは選択肢にあがらないでしょう。

【オール電化プラン】比較表

グッとずっとプラン
電化Styleコース
オール電化オクトパス
ご契約電力が10kWまで2,018.72円63.19 / 日
ご契約電力が10kW超過1kWにつき480.37円15.26 / 日
デイタイム(夏季)
9:00-21:00
46.46円27.27 円
デイタイム(その他季)
21:00-9:00
44.40円25.21 円
ナイトタイム30.35円17.14 円
ホリデータイム30.35円
燃料費調整額上限なし上限なし

オール電化のプランの場合は、一日の中でいつ電気を利用しているかによって料金が変わることになります。

中国電力とオクトパスエナジーは「デイタイム(夏季、その他季)」における時間の割り振りが同じとなりますので、考えやすいと言えるでしょう。

しかし、時間帯別で単価が変更されるプランにおいては、実際の料金を算出することに難しさがあります。

そこで、オール電化のプランは燃料費調整額(2024年7月のもの)を反映した単価で表を作成したいと思いました。

日割り計算の基本料金は、31日分で算出しています。

グッとずっとプラン
電化Styleコース
オール電化オクトパス差額
ご契約電力が10kWまで2,018.721958.8959.83
ご契約電力が10kW超過1kWにつき480.37円473.067.31
デイタイム(夏季)
9:00-21:00
38.3432.835.51
デイタイム(その他季)
21:00-9:00
36.2830.775.51
ナイトタイム22.2322.70.47
ホリデータイム22.23
燃料費調整額上限なし上限なし

オクトパスエナジーには、ホリデータイムの設定なし
ナイトタイムは、わずか 0.47円 / KWHの割高になりますが、そのほかの時間帯でオクトパスのメリットが大きいことが分かる

これらを考えると、オール電化はオクトパスエナジーの方に軍配が上がると感じます

もちろん、個々の使用条件で変わる可能性がありますが、おそらく中国電力エリアではオール電化オクトパスはかなり安いプランになるでしょう

まとめ

中国電力エリアにおける、オクトパスエナジーの料金について詳細に計算してきました。

以下の結果が分かりましたので、結果に準じてプランを選ぶと良いでしょう。

中国電力エリアでオクトパスエナジーとの比較結果
  • 店舗向けの電気に関しては、中国電力を選ぶ方が安くなります。
  • 従量電灯プランは、使用量によってはオクトパスエナジーにメリットあり
  • オール電化のプランは、オクトパスエナジーのデイタイムの単価がかなり安い

特に、オール電化のプランを利用しておられる方はオクトパスエナジーのプランをおススメします。

また、オクトパスエナジーはグリーンなエネルギーを提供しています。

環境問題に関心がある方も、まずは試してみられませんか??

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次