「電気代が高くなっている……もしかしてプラズマテレビが原因??」
「他のテレビと比べて、実際、どれくらい電気代の差があるんだろう??」
家電の中で電気代高騰の原因を探しておられませんか??
古い家電は、電気代が高くつくというイメージがあります。
では、実際にプラズマテレビでは電気代は高くつくのでしょうか??
この記事では、下記の点を考え答えを出します。
- プラズマテレビの電気代は高くつくのか??
- 他のテレビと比べて高い??電気代が安いテレビは??
- テレビの電気代を安く‼4つの方法を解説‼
- プラズマテレビを買い替えるかどうかの経済的判断‼
プラズマテレビの電気代は本当に高い いくらかかるか

消費電力で計算すると、プラズマテレビは1時間に約10~18円がかかる
例として、Panasonic VIERA TH-P50ZT5 プラズマテレビ 50型の消費電力で考えてみましょう。
| Panasonic VIERA TH-P50ZT5 プラズマテレビ 50型 | |
| 一時間当たりの消費電力 / 電気代 | 465w / 14.41円 |
| 一日5時間視聴した場合の電気代(消費電力で計算) | 72.05円 |
| 一日5時間視聴を一年間続けた電気代(消費電力で計算) | 26298円 |
上記の計算では、待機電力は計算に含めていません。
しかし、実際はテレビだけで上記ほどの電気代はかからないでしょう。
テレビは常にカタログ値の消費電力を使用していない
照度やボリュームによりかかる消費電力量は変わってきます
証拠として、パナソニックの公式ホームページをご覧ください。
カタログ値の年間消費電力量は、かなり小さく表記されています。
なぜなら、消費電力はそのテレビの最大消費電力だからです。
つまり、実際のテレビの使用においてはカタログ値ほどの電力消費はないということ。
照度や音量などの要因により、消費電力は異なることになるのです。
当然のことですが、消費電力量はテレビのサイズによっても異なります。
65型などさらに大きな画面のプラズマテレビならより多く電気代がかかることになります。
| Panasonic VIERA TH-P50ZT5 プラズマテレビ 50型 | |
| 一時間当たりの消費電力 / 電気代 | 465w / 14.41円 |
| 年間消費電力量 / 電気代 | 165kw / 5115円 |
パナソニック公式情報
年間消費電力量とは、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネ法)に準拠し、1日4.5Hの動作時間/1日19.5Hの待機時間で算出した、1年間に使用する電力量です。
プラズマテレビは、2025年現在は生産が終了しています。現在、主流の液晶テレビや有機ELテレビと比較して電気代は高くなるのでしょうか??
では、実際に比較してみましょう。
【テレビの種類で電気代を比較しよう】プラズマテレビの消費電力は大きい

同じメーカーで50型に近いサイズで電力量と電気代を比較してみましょう。(同じサイズが無い為)
| Panasonic VIERA TH-P50ZT5 プラズマテレビ 50型 | Panasonic VIERA TH-50MR770 4K液晶テレビ50型 | Panasonic TV-48Z90B 4k有機ELテレビ 48型 | |
| 一時間当たりの消費電力 / 電気代(消費電力で計算) | 465w / 14.41円 | 166w / 5.14円 | 256w / 7.93円 |
| 一日5時間視聴した場合の電気代(消費電力で計算) | 72.05円 | 25.7円 | 39.65円 |
| 一日5時間視聴を一年間続けた電気代(消費電力で計算) | 26298円 | 9380円 | 14472円 |
| 年間消費電力量 | 165kw | 143kw | 153kw |
やはり、プラズマテレビの消費電力は大きく電気代が高くなる原因の一つと言うことができます。
照度や音のボリュームが消費電力量に影響を与えるのは、どのテレビの種類でも同じです。
プラズマテレビの消費電力は、液晶テレビや有機ELテレビと比べて高いということが分かります。
年間消費電力量では差がない??理由を解説‼
テレビの使用時間の計算が異なる
消費電力では、大きな差があるのに年間消費電力量ではさほど違いがないように見えます。
理由は、省エネ法が関係しています。
プラズマテレビの計算
1日4.5Hの動作時間/1日19.5Hの待機時間で算出
1日の平均視聴時間(5.1時間)を基準に算出
テレビを稼働させていてる時間計算が異なるため、年間消費電力量に差がないように見えるのです。
【今すぐできる】テレビの電気代を安くする方法4選

テレビの電気代を安くするには……
- テレビの消費電力量を下げる
- 電力量単価を下げる
テレビの消費電力量を下げる方法はいくつかあり、対策をご紹介します。
加えて、電力量単価をさげることも根本的な対策になります。
ここでは、買い替え以外の対策を考えておきましょう。
テレビを無駄につけっぱなしにしない
テレビの無駄な稼働時間を減らすことで、電量量の消費は抑えることができます。
テレビを消している状態でも、待機電力はかかりますが明々とテレビをつけている状態とでは使用する電気は全く違います。
例えば、Panasonic VIERA TH-P50ZT5 プラズマテレビ 50型の場合
| Panasonic VIERA TH-P50ZT5 プラズマテレビ 50型 | |
| 使用中の消費電力(最大) | 465w |
| 待機電力 | 0.1w |
テレビを見ていないなら、こまめに消すことで電気代を抑えることができます。
画面の明るさを落とす
画面の明るさを落とすことも可能な対策の一つです。
画面を明るくしてテレビを使用すればその分、消費電力も増えることになります。
暗くて見づらいと感じる場合、画面の明るさを上げる前に部屋の照明を調整することができるでしょう。
LED照明にすることで、照明の電気代を抑えて、テレビの明るさを抑えることも一案です。
製品によっては、部屋の明るさに合わせて適切な明るさにすることもできる装備を備えている場合もあります。
テレビの明るさを抑えるだけでも、年間895円の節約になります。(経済産業省 資源エネルギー庁の情報)
画面のホコリを掃除する
テレビ画面のホコリをとることで見やすくなる
テレビには画面にホコリが付きます。そうすれば、明るさが落ちて見にくくなります。
見にくくなれば、画面を明るくして見やすくしたいと思うハズです。
テレビ画面のホコリ取りをすることも消費電力の節約に役立ちます。
音量を小さくする
音量を小さくすることも有効な方法です。
音量が大きくなれば消費電力も多くなり、電気代が高くなるからです。
電力会社のプランを変更する
1kwh / 31円で電気代を計算しましたが、お住いの地域によって電力量単価には差があります。
電気代を安くするために、この31円をもっと安くする対策を取ることによってテレビの電気代を下げることができます。
もちろん、それは他の家電の電気代を同時にさげることにもなりますので対策の効果は確かにあります。
どこのエリアでもおススメできるのは、オクトパスエナジーです。
申し込むだけで、電気代を安くすることが出来る対策ですのでまずはやっておきましょう。
プランに迷ったらこちらをご覧ください。

【プラズマテレビの買い替え】判断材料の三要素

プラズマテレビから買い替える以外の電気代の対策は取り上げました。
しかし、使い始めて10年を超えてくるプラズマテレビ……そろそろ買い替えても良いかもと感じておられるかもしれません。
買い替えを考えておられるなら、次の3つの要素で判断し考えてみてください。
プラズマテレビの電気代
プラズマテレビの消費電力は他のテレビに比べて大きく、電気代も高くなりがちと言えます。
算出時の年度の省エネ法により、他のテレビとの単純比較で鵜呑みにできませんが割高になるのは事実(液晶と比べて約1.5倍)でしょう。
テレビの電気代が気になるなら、相対的に液晶テレビがもっとも消費電力が小さく電気代を抑えることができるでしょう。
プラズマテレビの寿命
プラズマテレビの寿命は、比較的長く15年~30年ほどと言われています。
もちろん、家電製品ですから使い方によっても寿命は変わってきますし、個体差もあるでしょう。
テレビを買い替えるなら、リサイクル料もかかることになります。
・家電量販店で新しいテレビを買って、現在使用中のテレビを引き取ってもらう
・リサイクル量を払って廃棄する
・買取を考えてみる
手放すつもりのプラズマテレビを買い取ってもらえるならメリットが大きいと思いませんか??
買取を考えてみる
プラズマテレビは、まだ買取の値段が付く可能性が高い。
買取してくれるならメリットも大きいと言えます。
まずは相談してみるのも良いでしょう。
バイセルやネットオフなどで問い合わせてみることができます。
また、メルカリに出品してみるという方法もあります。
まとめ
プラズマテレビは消費電力が大きく、他のテレビと比べて電気代は高くなる傾向があります。
対策は4点です。
- つけっぱなしにしない
- 明るさを落とす
- 音量を下げる
- 電力量単価を下げる(オクトパスエナジー)
買い替えるなら、買取やフリマアプリを検討し懸命に手放すことも一案です。
電力量単価を下げる方法は、テレビのみならず全体の電気代を下げることにつながります。
対策をして、電気代を安くしましょう。

コメント