燃料調整費と燃料費調整額は同じです。
「電気料金単価が安くても、燃料調整費が高くなったらリスクあるんでしょ……」
「電気代高騰のリスクは取りたくないっ」
「燃料調整費に上限があって、必ず安くなるプランを知りたいっ‼」
安くするために新電力を検討しているのに、高くなるなら本末転倒ですよね。
この記事では、リスク無しで電気代を安くできるプランをご紹介します。
どの電力会社も「安くなる」と言いますが、本当に安くなっているのか分かりにくいのが新電力。
この記事をご覧になられているということは、電力会社のプランをよく知っておられる方と思います。きっと、調べておられるうちに、「燃料調整費が料金プランの肝だ」ということに気付かれた聡明な方ではないでしょうか。
燃料調整費(燃料費調整額とも言う)に上限があるということは、電気代が高くなりすぎることは無いということを表します。
必ず安くなるプランを知って、ご納得されたら是非申し込まれるのがおススメ。
この記事では、次の内容を取り上げます。
- 燃料調整費上限ありの新電力のプラン
- 燃料調整費上限ありの地域電力のプラン
燃料調整費上限ありの新電力を紹介
燃料調整費上限ありの新電力は「飲むシリカ電力」です。
まず、上限ありのプランを持っている電力会社は非常に少ないということをお伝えしておきましょう。
新電力の営業に携わってきた私が、従量電灯と同じ値段で上限ありを確認できた唯一の会社です。(2024年10月調べ)
上限ありのプランは、従量電灯のプランになります。オール電化などの地域電力での自由料金扱いのプランに上限はありませんので、注意する必要があります。
とはいえ、こちらの電力会社は燃料調整費を地域電力に合わせるという内容です。
なので、オール電化のプランで申し込んでしまうと地域電力に比べて高額請求になるという落とし穴はありません。
ちょっと変わった名前の電力会社ですが、決して怪しくない。むしろ、とても誠実な電力会社と思います。
料金については、基本料金、従量料金が1%安くなるという内容で、飲むシリカがもらえるという特典つき。
後ほど、メリット・デメリットで詳しく考えてみましょう。
燃料調整費ありなしどっちがいい??
燃料調整費は、上限アリがいいです。
燃料調整費は燃料の基準価格が設定され、基準よりも安ければマイナス還元され、基準よりも高ければプラス徴収される仕組みになっています。
上限ありのプランなら燃料費高騰時のリスクを抑えれますし、マイナス還元の場合も恩恵を受けれます。
上記のグラフは、自由料金と規制料金の燃料調整費の違いを表したサンプルです。図から分かるとおり、規制料金なら燃料調整費の高騰を上限値でとめることができます。グラフでは便宜上15でとめていますが、これは大手電力会社ごとに異なります。
燃料調整費に上限があり、基本料金や単価でメリットがあればリスクを取らずして電気料金を安く使えるということ。
飲むシリカ電力ならそれが実現できます。
新電力の燃料調整費は地域の電力会社と同じ??
- 新電力の燃料調整費は、大手電力会社の燃料調整費と同じですか??
-
電力会社によります。同じに設定している場合もありますし、独自で計算している電力会社もあります。
地域電力と同じ設定にしていると言っても、地域電力の自由料金と同じ燃料調整費としている場合がほとんどです。
飲むシリカ電力のように、特定小売供給契約と同じ燃料調整費に上限ありで同額というプランは、私は他に知りません。(現在でも申し込み可能なプランのみ)もしあれば、コメントで是非教えてください。
電力プランの4つのパターン
自由料金……??と思われる方もいらっしゃると思いますので、プランの分類について少しお話します。
まず、電力会社のプランの燃料調整費は大きく4つのプランに分けることができます。
- 自由料金プラン
- 規制料金プラン
- 市場連動型プラン
- 電源調達調整費(独自燃調)のプラン
それぞれのプランの燃料調整費についてもう少し詳しく見てみましょう。
そして、燃料調整費の高騰を原因とした高額請求を防ぐもっとも有効なプランは規制料金ということが分かります。
自由料金プラン
燃料調整費に上限がないプランとなります。
規制料金プランと比べて、電気の単価にメリットがある場合が少なくありません。(地域によっては、規制料金と単価が同じという場合もあり)
規制料金プラン
規制料金プランは、「特定小売供給契約」ともいいます。
これまで一度も料金プランを変更したことが無い方はこちらになっているハズ。
燃料調整費に上限があることが大きな特徴であり、プラン内容がを変更するためには国の認可が必要。
市場連動型
市場連動型は燃料調整費がないプランになります。
市場連動型の多くは、30分ごとのエリアプライスで単価が変わります。
電気の使用をコントロールできるなら最安値も目指せますが、電気代が青天井になる可能性も0ではありません。
狙った時間に電気を多く使えたり、蓄電池の設備を持っているなど、特定の人にはおススメできます。
また、エリアプライスが落ち着いている間は、電気代もかなり安くなるでしょう。
電源調達調整費(独自燃調)
独自燃調とは、その名前のとおり新電力独自で燃料調整費を設定しているプランのこと。
たいていは、一定期間の市場平均単価で算出し、基準から上回った場合はプラス請求、下回った場合はマイナス請求するパターンです。
こちらのプランを考える時には、過去数か月分の平均の燃料調整費がどれくらいなのかを加味して検討することがおススメです。
新電力でも採用している電力会社は少なくありません。
地域電力の上限ありプラン紹介
では、その規制料金とはどんな名称のプランでしょうか。
それは、「従量電灯」という名前がついているプランです。
ちなみに、オール電化のプランは自由料金プランになるため燃料調整費の上限はありませんし、従量電灯のプランは大抵選べません。
そして、規制料金のように燃料調整費に上限があり、尚且つ電気料金の単価も安くなるのが、「飲むシリカ電力」の従量電灯プランです。
では、最後に飲むシリカ電力のメリットデメリットについて考えておきましょう。
飲むシリカ電力従量電灯プランの4つのメリット・3つのデメリット
申し込む前に、メリット・デメリットを詳しくしらなければ心配な方も多いでしょう。
詳しく解説します。
メリット | デメリット |
---|---|
2,燃料費が高くなっても電気代高騰の心配がない 3,飲むシリカが初回契約時にもらえる(翌年は電気代に対して計算し飲むシリカがもらえる) 4,沖縄・離島以外のエリアで利用できる | 1,地域電力の従量電灯プランより必ず安くなる2,オール電化やエコキュートの設備など、設備によっては、燃料調整費に上限があるプランを選べない 3,解約手数料がかかる | 1,割引幅は大きくない
4つのメリット
同じ燃料調整費で単価が安くなりますから、地域電力の従量電灯プランと比べると必ず電気代が安くなると言えます。
飲むシリカ電力の場合は、基本料金・従量料金が1%安くなりおトクに電気を利用できる。また、戦争などで燃料費が高くなっても電気代が高騰することはありません。
初回契約時や1年後の更新のたびに、飲むシリカをもらえるのも嬉しいポイント。
amazonなどで調べても、飲むシリカはあります。そこそこのお値段がする水ですから、普段から飲むシリカを愛用しておられる方にもおススメです。
沖縄県、離島以外の人は利用できるプランになりますので、対象エリアの方はぜひ利用してみてください。
デメリット
飲むシリカ電力の従量電灯プランは、割引幅は大きくない
考える点としましては、飲むシリカ電力の従量電灯プランで大きな割引率があるという訳ではありません。
リスクを取るプランなら割引率も大きくなる傾向がありますが、リスク0のプランなので、大きな割引が期待できる訳ではありません。
また、その他の電力会社と同じでオール電化やエコキュートなど、家の設備によっては上限ありのプランを選ぶことができません。(オール電化用のプランは選べる)
解約するときには、解約事務手数料3000円(税抜)が発生することもデメリットと言えるでしょう。
まとめ
飲むシリカ電力の従量電灯プランは本当におススメです。
リスクを多少とっても、もっと割引が大きいプランが良い方には他の電力会社を検討する方がよいですが、とにかく高騰のリスクを避けて、今よりも安く電気を使いたいという方には飲むシリカ電力を選ぶことができるでしょう。
じつは、燃料調整費上限ありのプランかもしれない他の電力会社も見つけたので、電話確認しようとご連絡差し上げましたが、出てくれない、折り返しの電話もないということも経験しました。
一方で、飲むシリカ電力は電話にすぐに出てくれませんでしたが、折り返しの電話をくださり、しっかり対応してくれました。
こうした点からも、顧客の方を向いている電力会社と感じました。料金の安さも重要ですが、ユーザーの方をみてくれるということも非常に大切だと思います。
安心できました。あなたも飲むシリカ電力、使ってみませんか??
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