「東北電力のプランと比べてオクトパスエナジーは安い??」
「トクするなら変えてもいいけど、落とし穴はあるのかな??」
と、電力会社を変更する時にはためらう人も少なくありません。
そこで、新電力の営業に携わってきた私が、東北電力とオクトパスエナジーを比較。
どんな人にはどのプランが良いか、私ならどちらを選ぶのかお伝えしようと思います。
是非、最後までご覧いただき選べるもっともおトクなプランを申し込んでください。
この記事では以下のことを考えます。
- オクトパスエナジーは料金面でメリットがあるか??
- 燃料費調整額を考慮した料金シュミレーション
- あなたが選ぶべきベストなプランはどれ??
【徹底比較】 東北電力 vs オクトパスエナジー
東北電力は、特定小売供給契約である従量電灯からeでんきという地域限定のユニークなプランまで様々です。
比較表を使って考慮し、どれのプランがもっとも安くおトクなのかを考えてみましょう。
では、まずはどのプランを比較することができるのか一覧にしました。
使っておられるプランがありますか??
比較対象プラン一覧
| 東北電力 | オクトパスエナジー |
|---|---|
| ・従量電灯B ・よりそう＋eねっとバリュー ・よりそう＋ファミリーバリュー ・よりそう＋スマートタイム ・スマートでんき ・水のちから～あきた・いわてeでんき～ | ・シンプルオクトパス ・グリーンオクトパス ・オール電化オクトパス |
最近は、電気単価だけを見れば安くなることが分かるとは言えなくなってきました。
取り分け、燃料費調整額が料金に大きな影響を与えるからです。
そこで、シュミレーションでは燃料費調整額も考慮に入れて計算します。
料金プランは、大きく分けて2つの種類に分けることができるでしょう。
・従量電灯プラン
・オール電化プラン
では、まず単価や基本情報を従量電灯プランで比較してみましょう。
従量電灯プランを比較
従量電灯の該当するプランは以下の通りです。
| 東北電力 | オクトパスエナジー |
|---|---|
| ・従量電灯B ・よりそう＋eねっとバリュー ・よりそう＋ファミリーバリュー ・スマートでんき ・水のちから～あきた・いわてeでんき～ | ・シンプルオクトパス ・グリーンオクトパス |
| 従量電灯B | よりそう＋eねっとバリュー | よりそう＋ファミリーバリュー | スマートでんき | 水のちから ～あきた・いわてeでんき～ | グリーンオクトパス | シンプルオクトパス | |
| 基本料金 | 369.60円 （10Aにつき） | 1053.80円 （30Aの場合） | 1108.80円 （3kVAまで） 311.75円 (1kVAにつき) | 369.60円 （10Aにつき） | 184.80円 （10Aにつき） | 12.14 円 / 日 （10Aにつき） (376.34円 / 31日の場合) | ー |
| 電力量料金 （～120KW） | 29.62円 | 29.62円 | ー | 29.62円 | ー | 17.80 円 | ー |
| 電力量料金 （120～300KW） | 36.37円 | 36.37円 | ー | 36.37円 | ー | 23.60 円 | ー |
| 電力量料金 （300KW～） | 40.32円 | 40.32円 | ー | 40.32円 | ー | 27.44 円 | ー |
| 電力量料金 | ー | ー | 34.07円 （～400kWh） 39.02円 （401～kWh） | ー | ー | ー | ー |
| 電力量料金 （一律制） | ー | ー | ー | ー | 31.61円 | ー | 31.80円 |
| 燃料額調整費 | 上限あり | 上限なし | 上限なし | 上限なし | ー | 上限なし | ー |
| 備考 | 特定小売供給契約 燃料費調整額は、8.234円の上限あり | 基本料金が従量電灯に比べて55円安い（アンペア数は関係なし） | 基本料金＋電力量料金の合計額に応じた割引 -7000円:1% 7000円-15000円:2% 15000円-:3% | 燃料費調整額なし。 | 燃料費調整額なし。1年後にグリーンオクトパスに自動移行される。 |
東北電力の場合、「水のちから～あきた・いわてeでんき～」は地域限定であるものの魅力的なプラン。
ただ料金比較で考えると、「シンプルオクトパス」がさらに安い計算に大抵なるハズです。
では、具体的に使用量から料金シュミレーションして考えてみましょう。
【使用量別】従量電灯プランで料金シュミレーション
料金シュミレーションは以下の条件で行います。
| 30A 200KW | 従量電灯B | よりそう＋ファミリーバリュー | スマートでんき | 水のちから ～あきた・いわてeでんき～ | グリーンオクトパス | シンプルオクトパス |
| 基本料金 | 1108.8円 | 1108.8円 | 1108.8円 | 554.4円 | 1129.02円(31日計算) | ー |
| 電力量料金 | 3554.4＋2909.6＝6464円 | 6814円 | 3554.4＋2909.6＝6464円 | 6322円 | 2136＋1888＝4024 | 6360円 |
| 燃料費調整額 | -1390 | -1390 | -1390 | ー | 950 | ー |
| 備考 | eねっとバリュー 6127円 | 7000以下のため1%割引 | ||||
| 合計 | 6182円 | 6532円 | 6121円 | 6876円 | 6103円 | 6360円 |
30A200kwは僅差ではありますが、グリーンオクトパスが最安値でした。
グリーンオクトパスは、実質再生エネルギー100%でもありますからせっかくならグリーンな電気を地球のために使いましょう。
しかし、燃料調整費のリスクを考えると、グリーンオクトパスと従量電灯Bは、料金の差が大きくありません。
使用量が少ないなら、従量電灯Bを選ぶ方が無難でしょう。
次は、40A400kwのシュミレーションです。
| 40A 400KW | 従量電灯B | よりそう＋ファミリーバリュー | スマートでんき | 水のちから ～あきた・いわてeでんき～ | グリーンオクトパス | シンプルオクトパス |
| 基本料金 | 1478.4円 | 1478.4円 | 1478.4円 | 739.2円 | 1505.36円(31日計算) | ー |
| 電力量料金 | 3554.4＋6546.6＋4032＝14133円 | 13628円 | 3554.4＋6546.6＋4032＝14133円 | 12644円 | 2136＋4248＋2744＝9128 | 12720円 |
| 燃料費調整額 | -2780 | -2780 | -2780 | ー | 1900 | ー |
| 備考 | eねっとバリュー 12776円 | 7000～15000円のため2%割引 | ||||
| 合計 | 12831円 | 12326円 | 12575円 | 13383円 | 12533円 | 12720円 |
40A400wでは、ファミリーバリューが最安値でした。
こちらのプランは、400kwまでは単価変動がないため400kwに近いほどメリットが出やすいと考えられます。
40A400kwという条件では最安値ですが、1年を通して一定の電力を使用するという家庭はほとんどありませんから、少し選びにくいプランではあります。
そう考えると、夏や冬に400kwほど利用するという場合は、グリーンオクトパスの方が年間を通せばメリットがあるでしょう。
逆に、400kwを春や秋に使用して、夏はさらに600～700kw利用するのであれば、「よりそう＋ファミリーバリュー」は良いプランになります。
では、50A600kw利用した場合を計算しましょう。
| 50A 600KW | 従量電灯B | よりそう＋ファミリーバリュー | スマートでんき | 水のちから ～あきた・いわてeでんき～ | グリーンオクトパス | シンプルオクトパス |
| 基本料金 | 1848円 | 1848円 | 1848円 | 924円 | 1881.7円(31日計算) | ー |
| 電力量料金 | 3554.4＋6546.6＋12096＝22197円 | 13628＋7804＝21432円 | 3554.4＋6546.6＋12096＝22197円 | 18966円 | 2136＋4248＋8232＝14616 | 19080円 |
| 燃料費調整額 | -4170 | -4170 | -4170 | ー | 2850 | ー |
| 備考 | eねっとバリュー 19820円 | 15000円～のため3%割引 | ||||
| 合計 | 19875円 | 19110円 | 19279円 | 19890円 | 19347円 | 19080円 |
最安値はシンプルオクトパス。
ですが、ファミリーバリュープランも安い結果となりました。
ただ、2024年7月は東北電力エリアの燃料費調整額が「-6.95」という安い水準で計算できたという点も料金面でプラスに働いています。
燃料費調整額が今後高くなる可能性も考えると、多くの電気を利用される場合の選択肢としてもっともおススメは、シンプルオクトパスです。
従量電灯プランであなたが選ぶべきはこのプラン
あまり電気を利用されない方、特に夏や冬で7000円以下ぐらいの料金の方は、東北電力の従量電灯Bがもっともリスクを抑えることができます。
計算では、グリーンオクトパスが最安値でしたが金額差が約80円ということを考えると燃料費調整額に上限がある従量電灯のプランの方がリスクにも対応できていると感じます。
一方で、夏や冬に400kwほどの方はグリーンオクトパスがおススメです。
ファミリーバリュープランの方が計算は安くなりますが、電気をあまり使わない季節で比べるとグリーンオクトパスのメリットが大きくなるため1年間を通すとグリーンオクトパスの方がメリットを感じます。
600kwほど利用される方ならシンプルオクトパスがメリットがあるでしょう。
シンプルオクトパスは、燃料費調整額がないプラン……..リスク対応も◎
燃料費調整額が安い水準で計算できれば、この記事の表のようにファミリーバリュープランの方が安く見えますが、燃料費調整額が高くなればシンプルオクトパスのプランが輝きます。
料金単価も安く、リスク対応もできているシンプルオクトパスは現状選べる良いプランと言えるでしょう。
オール電化プランで比較
では、オール電化の対象プランを比較してみましょう。
| 東北電力 | オクトパスエナジー |
|---|---|
| ・よりそう＋スマートタイム | ・オール電化オクトパス |
上記が、オール電化のプランです。
まず、基本情報から比較してみましょう。
| よりそう＋スマートタイム | オール電化オクトパス | |
| 基本料金 | 4356円 （10キロワットまで） 上記超過は1キロワットにつき435.6円 | 143.21円 / 日 （10キロワットまで） 上記超過は1キロワットにつき14.32円 |
| 電力量料金 デイタイム（8時～22時） | 36.86円 | 22.3円 |
| 電力量料金 ナイトタイム（22時～8時） | 29.86円 | 17.87円 |
| 燃料費調整額 | 上限なし | 上限なし |
東北電力エリアの場合は、オール電化オクトパスにメリットがありそうな単価です。
しかし、燃料費調整額を考慮しないとハッキリしたことは言えません。
料金シュミレーションで考えましょう。
オール電化プランで料金シュミレーション
オール電化プランの場合は、電気を利用する時間帯によって計算が変わってきますので比較は非常に難しいと言えます。
今回は、以下の条件で比較します。
| よりそう＋スマートタイム | オール電化オクトパス | |
| 基本料金 | 4356円 | 4439.5円 （31日計算） |
| 電力量料金 デイタイム（8時～22時） | 9215 | 5575 |
| 電力量料金 ナイトタイム（22時～8時） | 4479 | 2680.5 |
| 燃料費調整額 | -2780 | 1900 |
| 合計 | 15270円 | 14595円 |
東北電力エリアにおけるオール電化プランの比較は、オール電化オクトパスがかなり安い結果になりました。
シュミレーションではありますが、オール電化の方は変えない手はないと思います。
オール電化プランであなたが選ぶべきはこのプラン
オール電化オクトパスです。
実際の使用環境によって、同じ400キロワットでも幾らか差はあるかもしれませんが、オール電化オクトパスの料金面のメリットはかなり大きいでしょう。
公式ホームページからも、料金シュミレーションを試してみてください。
まとめ
東北電力エリアにおいても、利用環境によって選ぶべきプランはことなっています。
従量電灯プランで、月に7000円以下の方は東北電力の従量電灯プランがおススメ。
400kwぐらい利用される方は、グリーンオクトパス。
それ以上、多く電気を利用されるならシンプルオクトパスが良いでしょう。
オール電化の方は、オール電化オクトパスに申し込んでください。
オクトパスエナジーは、1年間を通して変えてくれた方が損しないようにしたいと言ってました。
ユーザーの方を向いている良い電力会社です。
あなたも、オクトパスエナジーを試してみませんか??
＼ オクトパスエナジーは解約金なし!!／
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